【彩花の意味】悪い解釈も出来るけど名前は前向きに考えよう
「彩」は私の初恋の人の名前で、今でも非常に思い入れの深い漢字です。
そんな彩は比較的どんな漢字とも相性が良く、他の字と組み合わせての名前も素敵に仕上がりやすいと言えます。本当に様々な彩を含む名前が世の中には見られますね。
その中でも人気が高い組み合わせの1つなのが「彩花」。明治安田生命調べの2018年名前ランキングでも、女の子の命名で堂々のTOP100入りを果たしています。
見るからに素敵な組み合わせだと思います。ただ、ちょっとだけ気になるのが、彩花という熟語の存在です。
「彩」単体の記事で、少しばかり名前向きではないとお伝えしたのですが、そうしたところも考え方次第。
そんなことを考えつつ、彩花という名前の意味を、1文字1文字のポイントや悪い捉えられ方をされがちな熟語に対する考え方、そして、それらを通しての名前に込められる想いという流れで特集していきたいと思います。
「彩花」の1文字1文字の全体像とメイン解釈
画数 :11画
音訓:サイ いろど(り) いろど(る) あや だみ
名乗り:いろ たみ さ あ
意味
いろどり(取り合わせた色模様)。様子や姿。ほどよく色を付ける。また、色を取り合わせる。栄えある事柄。
ポイント
女の子の名付けに人気のある漢字で、いろどり豊かな人生を願う、芸術的な才能やセンスを持った人になど、様々な印象を作り上げることができる。色彩の豊かさがベースとなる漢字なので、男の子に使うこともでき、最近は密かに人気が高まってきている。
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⇒「彩」の意味を特集します!色んな視点での願いに溢れる名前になるよ
画数 :7画
音訓:カ はな
名乗り:はる みち もと
意味
植物に咲く花。花の様にキレイなもの。また、花の形に似たもの。様々な色や形のまじった模様。派手で華やかなさま。美しさや名誉。
ポイント
非常に女性らしい雰囲気を持った漢字。「カ」と読む止め字として使われることが多く、「香」を凌いで、最近では1番人気とされている。読みの同じ「華」は豪華で華麗、「花」は清楚で可憐なイメージを持っており、より可愛らしい文字と言える。「花のように~」との意味付けが基本で、様々な解釈が出来るのが楽しい。
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⇒「花」の意味を名前向きに大特集!可愛いだけじゃないのが面白い
他に可能性がない訳ではありませんが、名前にする際の読み方は「あやか」がほとんどでしょう。
それぞれの漢字に素敵な意味があり、色んな願いが込められそうですね。
最もシンプルな解釈としては…
- いろどり豊かな花の様に、美しい人生を歩んでいってほしい
このあたりがイメージしやすそうです。
漢字だけ見ると悪いところがない様に感じられる彩花ですが、一部では名前に向いていないという意見も根強く存在します。
その理由は、花屋さんなどで使う熟語に「彩花(さいか)」というものがあり、これが『造花』を表すからです。
人工的に作られた花という意味を持つ言葉を名前に使うのは適さないという意見ですね。例えば作り笑顔とか、そうした取り繕いを感じてしまうのでしょう。
これそのものが間違いだとは思いませんし、特に周りの人が持つ印象には注意が必要だとは言えます。ただ、掘り下げて考えると、造花にも色んな良い面があるんですよね。
造花を意味するということへの考え方
造花は確かに自然のものではなく、人によって作られたものです。そうしてネガティブな側面だけを見ると確かに名前には適さないとは言えるでしょう。
しかしながら、私自身、自宅に造花を置いていますし、こと名前に使うという観点で考えると魅力的に映るポイントもあります。
- 枯れることなく咲き続けてくれる
- どんな環境でも変わらない存在である
- 茎に針金を使っているものが多くアレンジしやすい
- 土や水を必要とせず、花器がなくても飾ることが出来る
例えば、これらは造花の良い特徴だと言えるでしょう。
仮に誰かに文句を言われたとして、「こうしてポジティブな面も名前に込められるから敢えて気にしなかった」などと伝えることも可能だと思います。
また、造花は生花に対して物凄く見劣りするというイメージを持っている方もいるかもしれません。
しかしながら、最近の造花は以前と比べてはるかに精巧に作られており、それこそ高級なものだと、本物の花と見分けがつかないくらいだったりもします。
技術の発展と共に、ネガティブな点が薄くなっている。そこも注目ポイントではないでしょうか。
ここまででお伝えした、1文字1文字の意味、熟語の考え方を通して、色んな解釈をお伝えしていきますね。
2文字での解釈例
漢字の組み合わせだけでもたくさんの解釈が出来るところに、造花への解釈も加わりますので、それこそ大量の例が出せそうです。ただ、多ければ良いという訳でもありませんし、いつもの様にラッキーセブンの7例で行きたいと思います。
無理に造花をベースにする必要はありません。ただ、こうして見てみると造花も名前に向いていないとは言い切れないですよね。もちろん人によって考え方は変わるでしょうが、少なくとも自分はそう思います。
基本的には漢字ベースで考えていく名前です。でも、色んな視点で考えると新しい可能性が出てきますし、名前に込める意味は1つだけである必要はありませんよ(1つだけにするとそれが強調されるという強みはありますが)。
私の考えでは、時にネガティブな意味を持つ字でも、名前に使う時はポジティブな面に視点を置く必要がありますし、それをして良いものでもあります。
想い入れがあったり、良い点に目が向く漢字は人それぞれですからね。
彩花には確かに「造花」という解釈もありますが、造花にも良い面がありますし、漢字それぞれにも素敵な解釈が出来ます。一部の人の言うことに気を払うことも大切です。ただ、兎にも角にも前向きに名前について考えていきましょう!
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