アナゴさんの年齢を大特集!その存在感は密かな若さからもたらされるのかも
私は現在40代前半ですが、生まれた頃からサザエさんは放送されていました。幼稚園、小中高と毎週サザエさんを観ながら育ってきたのですが、小さなころからサザエさんキャラクターの年齢には楽しく疑問を持ち続けています。
その代表格が今回のテーマの「アナゴさん」。
誰がどこからどう見ても中年のおじさんだと思うはず。でも彼って27歳なんですよね。私よりも15歳近く若い…。
昭和、平成、令和と駆け抜けてきた私としては、昭和の30代が渋く老け込んでいたことを理解してはいますので、27歳という年齢に納得がいかないわけではないのですが、いまだにやっぱり小さな違和感は拭えません。
今回はそんなアナゴさんの年齢をテーマに、あれこれと書き連ねていきたいと思います。ぜひぜひ一緒に見ていきましょう!
アナゴさんの基本情報
アナゴさんは、長寿アニメ「サザエさん」に登場する魅力的なキャラクターで、マスオさんの同僚かつ親友として描かれています。苗字は「穴子」で下の名前は不明とされています。
彼の最大の特徴は、京大卒というエリート社員でありながら、時折見せるぐうたらな一面です。この二面性が彼を単なる真面目な同僚以上の存在感を作り上げていて、時折ネタにもされる親しみやすさをもたらしているんでしょうね。
職場では責任感が強く、同僚たちからの信頼も厚いですが、プライベートではリラックスした雰囲気を見せ、マスオさんとの友情や日常のやり取りがコミカルに描かれています。
また、アナゴさんの外見も彼のキャラクター性を際立たせる要素の一つです。少しふくよかな体型と穏やかな表情が、視聴者に親しみやすさを感じさせます。この外見が、中年男性に見えることが多く、設定の27歳とのギャップがファンの間で話題になることもしばしばです。次に、彼の年齢設定とその背景について詳しく見ていきましょう。
アナゴさんの年齢設定
アナゴさんの年齢は27歳とされています。この設定は、彼の外見からは想像しにくいかもしれませんが、実際には若いキャラクターとして描かれているのが面白い点ですよね。
エリート社員とはいえ、27歳と言えばまだまだ若手。
やりすぎて奥さんに怒られたり、マスオさんをからかいすぎて物語のネタになったりと、若いゆえの行動が結構見え隠れしているように思います。見た目が中年男性風な分、そのコミカルさがギャップとなって密かな人気キャラクターとして認知されていると個人的には思ったりしています~。
この年齢設定があってこそのアナゴさん。そんなイメージですね。
ただし、キャラクターの魅力とはまた別に、年齢と見た目とのギャップがファンの間で「老けすぎ」と感じられてしまうポイントになっています。
年齢に対する世間の反応
アナゴさんの年齢が27歳であることに対する世間の反応や驚きの声は少なくありません。多くの視聴者は彼をもっと年上だと考えており、その見た目から年齢を推測することが一般的です。
年齢を知らない人がふとその事実を知ると、ほぼほぼ100パーセント驚くのではないでしょうか。少なくとも私の周りは全員ビックリ仰天でした😆
SNSでもやはり年齢に驚いているポストで溢れています。一部シェアさせていただきますね。
その容姿に騙されがちですが、アナゴさんの年齢は27歳❗️
同僚のマスオさんより1歳年下ということになる。 確かにファッションが若い感じ↓結婚しており、タカコという妻がいる。マスオには亭主関白を装っているが、実際は尻に敷かれている。
普通に4,50代かと思った🥲
#サザエさん pic.twitter.com/910RXb1caE— そつね@漫画、アニメ、ゲーム雑学 (@sotune_games) July 13, 2024
さっき知って驚いたんだけど、アナゴさん27歳って知ってた???
50歳くらいにしか見えん笑笑 pic.twitter.com/szJNormv2x— ちゃーろー@カメレオン絵師 (@charlow_illust) February 17, 2024
昭和あるあるではありますが、まず、アナゴさんの外見が中年男性に見える主な理由の一つは、彼の服装や髪型です。
エリート社員としての一面を強調するために、落ち着いた色合いのスーツや整えられた髪型が採用されており、これが中年層を連想させる要因となっています。また、職場での落ち着いた振る舞いや穏やかな口調も、視聴者に対して年齢を高く見せる効果を持っていますよね。
最近はアナゴさんの年齢がネタにされることも増え、「老けすぎ」という評価が定着しているように思います。結果として単なるおじさんだと思われていた彼のキャラクターに対する新たな視点がここのところは増えていますよね~。
個人的に頭に置いている1つのポイントをご紹介しておきます。
アナゴさんは、家庭では亭主関白を装うことが多いですが、実際には妻の尻に敷かれているという設定があります。
昭和のイメージではこうした男性は多かった様に思います。亭主関白に憧れはするものの、女性が強くなっていった時代であり、結局は妻には頭が上がらない。隠れた昭和映画マニアの私としてはこんな青年キャラクターを数限りなく見てきたように思います。
これがもし40代とか50代だったらどうなるか。尻に敷かれるのは良いですが、亭主関白な一面を見せたり、そうしたセリフが出たとしたら今の時代だと叩かれる可能性があるのではないでしょうか。令和の今となってはただただ危ない人にどうしても見えちゃいますからね。
27歳だからこそ、ちょっと亭主関白ぶっても可愛げが残る。それがアナゴさんを愛されキャラにしているんだろうなと。
もちろん亭主関白ネタは時々しか出ず、普段は家事を手伝う姿や、奥さんとの日常会話で見せる柔らかい一面などが描かれています。ちょっとおっちょこちょいな家庭思いの京大卒エリートの若手。これこそが今のアナゴさん像。以前の「ちょっとおっちょこちょいな家庭思いのおじさん」と思われていた時とはまた違う存在感を放ちますよね~。
アナゴさんの声優
アナゴさんの現在の声優はこちらの方です。
- 若本規夫さん
1945年生まれで現在は79歳。
ドラゴンボールZのセル役でも有名で、超ベテラン声優の一人ともいえる方ですね。
他にも北斗の拳の初代ラオウ、美味しんぼの岡星精一、名探偵コナンの大滝警部役など、比較的渋い役柄をこなしていて、ご存じのとおり落ち着いた柔らかい声の持ち主です。
彼の声もまたアナゴさんを中年男性ではないかと印象付ける存在で、若本さんでないと今のアナゴさんの存在感はもしかしたら発揮できなかったかもしれません。
私はアナゴさんを通して若本さんの存在を知ったクチですが、他の役を見ていく中で声優がキャラクターに与える魅力という観点に目をやるようになったと思っています。したがって、私の中ではかなり存在感の大きな声優さんだったりするんですよ~。
アナゴさんは、その公式年齢27歳という設定にもかかわらず、外見やキャラクター性から「老けすぎ」と感じられることが多いですが、それが逆に彼の魅力を高めています。
密かなファンも多く、以前には「アナゴさん 検索してはいけない」という検索ワードが話題になったこともありました。これはとあるアナゴさんファンがアナゴさんだらけのサイトを作っていて、あまりの存在感から1つのネタとして出てきたワードでしたが、私はアナゴさんの人気を裏付ける出来事だったと認識しています。
個人的にはアナゴさんの魅力をどんどん世の中に広めていきたいですね。ひとまず妻には力説しまくっています(笑)。ただ、小学生の私の甥っ子なんかは昭和の風景が合わないのか、一緒にサザエさんを観てくれないのがちょっと悲しかったりするんですけどね~。
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