15パーセントオフの計算フォーム&計算方法【電卓と暗算のベスト技】
先日甥っ子と遊んだ際に、数年前に甥っ子と話したことをきっかけにあれこれとパーセントオフの記事を書いたという話をしました。
年齢を多少重ねてお兄さんになったこともあり、一緒に計算をしてみると10パーセント、20パーセントなどの基本計算はしっかりと出来たので一安心です😃
ただ、ここでその甥っ子から「あれ、15パーセントオフはどう計算するんだっけ?」との質問が…。計算式自体は分かるけど、15パーセントという中途半端な数字の計算がやや難しかったみたいです。
そんな新たなキッカケもあったことですし、まとめていなかった15パーセントオフについて記事にしていきたいと思います。
いつものようにまずは15パーセントオフの計算フォーム、そして電卓を使う場合や暗算をする場合なども含めて計算方法の解説をという流れで特集していきますね~。
計算フォームをまずは使ってみよう
何はともあれ計算フォームからスタートしましょう。
「割引前の価格」に計算したい数字を入れて計算ボタンを押すと「割引後の価格」に15パーセントオフされた金額が出てきますよ。
色んな数字を入れてみて「何となくどれくらいの数字になるか」をイメージしてみましょう。意外とこのイメージが計算する時に間違いを避けることに繋がったりします👍
15パーセントオフの計算方法の基本式
パーセントオフの色んな計算方法の詳細については以下の記事でまとめていますが、これに沿った計算をしていきましょう。
まず、一番の基本となるのは『元の金額の15%分を求めてからそれを元の金額から引く』という形です。
●割引前の商品価格-割引前の商品価格×0.15=割引後の価格
式にするとこうなりますね。パーセントオフの概念さえ分かればいつでもこの式を導き出せますよ。
500円の商品が15パーセントオフになっているとしましょう。この商品はいくらで購入できるでしょうか?
まず、500円の15パーセントは「500円×0.15」で75円と計算できます。あとはこれを500円から引くだけです。
こちらを上の式に当てはめると…
●500円-500円×0.15=425円
このように計算をする形ですね。最初は15パーセントを求めてから引くということを頭に思い浮かべながらやると、サッと覚えられると思います😃
電卓を使う場合はシンプルに!
電卓を使う時は計算回数をいかに減らすかが効率化のポイントです。
簡易的な電卓を使うとすれば、上の基本式だと引き算をしてから掛け算をしなければいけません。しかし、15パーセントオフは「100%-15%=85%」と元価格の85パーセントとしても計算することが可能です。
●割引前の商品価格×0.85=割引後の価格
この計算で問題なく正しい数字が出てきますよ。例えば上の500円の例だと「500円×0.85」となりますが、やはり425円という同じ答えが出てきます👍
暗算だとどう計算するのがベスト?
そろばん教室なんかでは暗算3級くらいからは2桁×2桁の掛け算は出来るようになったりしますが、0.15や0.85の掛け算はサッと出来る人はそう多くないかもしれませんね。
特に25円とか、計算元の数字もややこしくなると尚更です。
こうした場合にオススメなのは、まず「割引前の商品価格×0.85=割引後の価格」の式を元にしつつ…
- 先に90パーセント分を求める
- そこから5パーセント分を引く
この流れで暗算する方法ですね。
80パーセント分に5パーセント分を足すとしても良いのですが、90パーセントを元としたのには理由があります。
それは、90パーセントの計算の方が楽というもの。90パーセントって、要は計算元の数字から10パーセントを引かれたものですが、10パーセントの計算って小数点をずらすだけなんですよね。
特に金額関係は端数なしで最後の1桁が0になる場合が多いです。例えば180円であれば18円が10パーセント、360円であれば36円が10パーセント…みたいにサッと出せます。
まずはこれを「180円-18円=162円」と出す。そして合わせて「180円×0.05」で5パーセント分の9円を出して、「162円-9円」として153円となる。
こんな風に合わせ技で行くと比較的シンプルに計算できますよ。
まあ、最近はスマホに必ず電卓アプリが入っている時代ですので、サッと取り出して計算してしまうのが一番楽ではありますけどね😅
それでは振り返りをしておきましょう。
- 割引前の商品価格-割引前の商品価格×0.15=割引後の価格
- 割引前の商品価格×0.85=割引後の価格
15パーセントオフの計算はこのどちらかの式を土台として考えていけばオッケーです。
暗算は少々ややこしいかもしれませんが、慣れるとサッと出来るものでもありますので、コツコツ計算を繰り返してみてくださいね。特に小さな子供なんかはびっくりするくらいの早さで2桁×2桁の暗算をマスターしたりしますよ(実体験)。
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