20パーセントの計算方法!基本&電卓のベスト技【計算ツール付き】
こんにちは。計算が大好物のHAGYです。
今回は20パーセントの計算について色んなパターンをご紹介していきたいと思います。
計算シリーズを記事にしだしたのは、最近産まれた(現在5か月)の私の子供に将来計算を教える時のガイドラインが欲しいからという、親バカ丸出しの理由からですが、10パーセントを皮切りにあれこれと書いていたらどんどん楽しくなってしまいました(笑)
以前に20パーセントオフの記事は作りましたが、それ以外の計算はまだの段階です。
せっかくなので色んな計算が分かるのが理想。そんなことを考えつつ、20パーセントアップ(値上げ)、20パーセントオフ、そしてそれぞれの元の金額を求める計算について特集していきたいと思います。
20パーセントに関する色んな計算フォーム
まずは私の頭に浮かぶ色んな20パーセントの計算用のフォームを置いておきましょう。
今すぐ計算する必要のある方はぜひぜひ役立ててくださいね!
基本の20パーセント計算式
何はともあれ、まずは元の数値の20パーセントがどのくらいの数字になるか。これを掴んでこそ他の色んな計算ができると言えます。
と言うことで20パーセントの計算にトライしていきますが、ここで大切になるのは「1パーセントは0.01を掛けて求める」という百分率の基本となる考え方です。20パーセントの場合はこの0.01の20倍ですので…
●金額×0.20=20パーセント分の価格
こう計算して求められます。
100円であれば20パーセントは「100円×0.2」で20円。150円であれば「150円×0.2」で30円。と、こんな具合ですね。
20パーセント値上げをする場合(20パーセントアップ)
さて、それでは20パーセント分の足し算となる値上げについて見ていきましょう。基本となる式は以下のとおりです。
●値上げ前の商品価格+値上げ前の商品価格×0.20=値上げ後の価格
先ほど学んだ20パーセント分の数字の求め方。あちらが「値上げ前の商品価格×0.20」の部分にあたります。
要は値上げ前の金額に対して、その20パーセント分の金額を足し算すれば良いということですね。考え方としては非常にシンプルですので、この流れをしっかりと把握しておけば問題なく覚えることができるでしょう👍
元の商品が100円であれば20パーセント分の20円を足して120円、150円であればやはり20パーセント分の30円を足して180円。この様に基本となる20パーセントの計算が活きてきます。
電卓の考え方
と、20パーセントアップの基本式は上記のとおりですが、簡易的な電卓であれば一旦掛け算をしてからその答えを頭に置いて足し算をする必要があります。
しかしながら、こんな面倒なことをせずとも…
●値上げ前の商品価格×1.20=値上げ後の価格
この計算式で1度の計算にて終わらせてしまうことも可能です。
20パーセントというのは0.20になるという点は出てきましたよね。これに対して、値上げ前の商品価格は100パーセント、すなわち1.00として扱います。
20パーセントアップはこの100パーセントに20パーセント分を上乗せする形ですので、「100%+20%=120%」と考えて、元の金額の120パーセント分の金額を求めたら値上げ後の価格になるんですよ。
100円だと「100円×1.2」で120円、150円だと「150円×1.2」で180円と、先ほどと同じ答えができますね。
20パーセント値上げをする前の価格を求めるには?
中学生くらいになると方程式であれこれ考えていくことになりますが、ひとまずは掛けた数字は出た解を同じ数で割ってしまえば元に戻るという特徴を知っておくと良いでしょう。
例えば100×2で出た200を200÷2とすると100に戻りますね。ちょっと数字をややこしくして163×11とかでも1793という解を再び11で割ると163に戻ります(電卓で試してみてください)。
元の価格を求めるのもこれと同じ考え方をしてしまいましょう。
●20%値上げされた商品価格÷1.20=値上げ前の価格
先ほど電卓では1.20を掛けましょうという話をしましたが、要は1.20を掛けたので1.20で割れば良い。こう考えていただくと比較的簡単に覚えられると思います👍
ここまでで例に出た120円だと「120円÷1.20」で100円に、180円だと「180円÷1.20」で150円にちゃんと戻りますよ。
20パーセント値下げをする場合(20パーセントオフ)
20パーセントオフの場合はシンプルに20パーセントアップの反対、つまり引き算をすることになります。
●値下げ前の商品価格-値下げ前の商品価格×0.20=値下げ後の価格
この様に、求めた20パーセント分の金額を元の価格から引けば20パーセントオフになる。こちらも「20パーセントオフ」の言葉の意味さえ把握すれば式を導き出せますね
😊
100円の20パーセントオフは20円を引いて80円、150円の20パーセントオフは30円を引いて120円。
元の20パーセントの計算さえ覚えてしまえば簡単です👍
電卓の考え方
電卓を使う際にはこれまたパーセントアップの反対で考えましょう。元の金額は100パーセントで1.00を掛ける形ですが、20パーセントオフだと「100%-20%=80%」と元の金額の80パーセントが20パーセントオフされた金額だとも言えます。
●値下げ前の商品価格×0.80=値下げ後の価格
こちらで計算してみましょう。
100円ならば「100円×0.8」で80円、150円なら「150円×0.8」で120円。ほら、やっぱり同じ答えが出てきましたね。
※20パーセントオフおよびパーセントオフについては以下の記事でより詳しく掘り下げていますので合わせて参考にしてください
20パーセント値下げする前の価格を求めるには?
20パーセントオフは元の金額に0.80を掛けて計算する。
これを元にすると、後は値上げ前の価格を求める時と考え方は同じです。要は値下げ後の価格を同じ数字で割れば良いということですね👍
●20%値下げされた商品価格÷0.80=値下げ前の価格
こちらで計算しましょう。
先ほどの80円を0.8で割ると100円、120円を0.8で割ると150円が出てきますね。
こんな風に、元の金額はどんなパーセントアップやオフでもそのパーセントに合わせての割り算で求めることができるんですよ~
20パーセントにも色んな計算がありますが、「20パーセントというのはどういったものか」を把握しておけば金額を出して計算するにせよ、100パーセントから足したり引いてから計算するにせよ、自由自在に計算式を導き出すことができます。
ただ計算式を覚えるだけでなく、どうしてそうなるのかをしっかりと頭に置くようにしていくのが大切ですよ。
ちなみに、20パーセントの分の金額を出したり、20パーセントアップ、オフをする際に暗算しか選択肢にない場合、クレ子ちゃんの言うとおり、20パーセントは10パーセントの2倍と考えると楽になる時が多いです。と言うのも10パーセントを出すのは比較的簡単だからですね。
100円だと0を1つ取って10円、150円だと0を1つ取って15円。これが10パーセントで、それこそ計算をせずとも出せます(最後に0が付く場合に限られますが)。
あとは10円を倍にして20円、15円を倍にして30円などとサッと計算して答えが出せますね。5倍とか6倍だと引っかかる方も多いかもしれませんが、2倍の計算は比較的得意な方が多いのではないでしょうか。
他に割り算が得意な人は「5で割る」なんていう20パーセント分の金額の求め方もあったりします。
暗算の際は色んな工夫をして自分にとってやりやすい方法を利用していきましょう~👍
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