「涼子」の意味を細かくチェック!クール&キュート像が描かれる?
以前に涼太の意味を記事として取り上げましたが、シンプルに「クール」とか「涼し気」と読み取れそうな「涼」、わんぱくな男の子のイメージが強い「太」の組み合わせの妙にやたらと感心したのを覚えています。
それぞれの漢字の意味を掘り下げて考えていくと、想像通りの願いもあれば、想像もしていない様な想いもそこに見えてきましたからね。
今回のテーマ「涼子」は何と言いますか、「涼太」の女性バージョンとも言える組み合わせだと思います。
また新たな発見があるのか、はたまたイメージ通りなのか、そこに興味を持ち、じっくりとチェックしてみました。その結果を、涼子の1文字1文字の漢字の意味、2文字含めての解釈という流れでシェアしていきたいと思います。
涼子の漢字1つずつの意味と、2文字合わせてのシンプル解釈
画数 :11画
音訓:リョウ すず(しい) すず(む)
名乗り:あつ すけ
意味
気温がさわやかでひんやりするさま。ひえびえとして、物寂しいさま。つめたく思いやりがないさま。
ポイント
冷静さをイメージさせ、落ち着いた聡明な印象のある字。意味だけでなく「リョウ」の響きにもクールさが感じられ、男女問わず名付けで人気となる文字である。ただし、「荒涼」の様に寂しさの雰囲気のある言葉も存在するので、組み合わせ方によっては冷淡な雰囲気も出してしまう場合があるという点に注意が必要。
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⇒「涼」の意味を追いかけた!名前に使うと暖かさも出てくる!?
画数 :3画
音訓:シ ス こ
名乗り:たか とし ね み やす
意味
親が産んだ子供。男の子(狭い用法では男の子を「子」と言い、女の子を「女」という)。成人した男子や、学問があり人格のすぐれた人の名につける敬称。自分の子供とみなす。ね(十二支の一番目)。小さいもの。
ポイント
かわいいイメージを持つ故に、昔から女の子の定番となっている止め字。最近は使われることが減っており、ママ世代の代表的な名前だが、「莉子」が名付けランキング上位になるなど、復権している印象もあり。そもそも言葉として性別が指定されている訳ではないし、男の子を指す意味もある為、男の子にも使えないことはないが、ほとんど例は見られない。
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⇒「子」の意味を掘り下げる!名前への基本解釈から意外な通説まで大特集
読みとしては「すずこ」なんてのも意外性があって素敵だとは思いますが、やはり「りょうこ」が基本だと言えるでしょう。
「涼」はそのままのイメージであるクール像を描ける言葉なのは間違いありません。
ただし、細かく考えると、ただクールと言うよりも「落ち着いている」「冷静な」など、その先にある良い個性にも行きつく言葉だと言えそうですね。
かつ、名前にネガティブさは厳禁とは言え、「冷たく見えるけど実は~」みたいに逆説的に使うのも面白そうです。
「子」については、女の子そのものを表すのによく使われる言葉です。男の子も表すとは言え、昭和以降のイメージが定着したといった感じですね。
広く解釈していくと、「自分たちの愛情をしっかりと受ける子供」など、愛そのものを表すことも出来るでしょう。また、「太」と同じ様に、「尊敬される人になって~」の様な解釈も隠されているのがポイントかと思います。
ひとまず、シンプルに解釈するならば…
- いつも冷静で聡明さを持った女性になってほしい
このあたりがピッタリハマりそうですね。と言っても、もっと色んな願いが載せていけそうでもあります。
ここからは、そうした他の願いもチェックしていくとしましょう。
2文字での解釈例を他にも見ていこう
縁起よく、ラッキーセブンと言うことで、7つの例を挙げていきますね。
個人的には記事のタイトルにもある「クール&キュート」という印象が一番ピンと来ますね。
ただ、7例にもある様に、名付け側の載せたい想いをイメージしやすい、そんな広がりも十分に持った名前ではないか。そんな風に感じています。
私が文字の印象だけで捉えるならば、やはりクール&キュートというイメージだけに縛られる。そんな予感がします。
そうした中で、漢字を掘り下げて考えていくことで、実はもっともっと多くの願いをこめられることに気が付ける。これが名付けの面白いところであり、涼子という名前にも含まれる魅力ではないでしょうか。
名前って、長きに渡って付き合っていくもの。時に「もしかしたら自分に合っていないかも」と名付け側が迷いを持つことがあるかもしれません。ただ、そこにこめられる想いは不滅ですし、同時に自分らし良い意味を取っての解釈も出来る。
名前って、そんな万能な存在ではないか。最近はこのサイト作りを通して、そんな風に考えることが多くなってきました。
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