クレジットカードの暗証番号間違い!回数の謎から対処方法までを網羅
クレジットカードを作る時には桁数が4桁の暗証番号を設定しますが、使う事が少ないと忘れがちなんですよね。特に、買い物だとサインで済む場合がほとんどなので、キャッシングする機会でも無いとこの番号が登場する機会があまりありませんから。
ですが、イザという時のキャッシングや、たまに当たるICカード対応のレジなどでは必要になるのが暗証番号です。これをすぐに思い出せなくて焦ったことはありませんか?
私は散々間違えて苦労した経験から、今は絶対に忘れないと自負している(だけど自分にしか分からない)番号を設定していますが、一度ロックされてしまった時は本当に大変でした。
そうした経験を通して、暗証番号の間違い回数は何度まで大丈夫なのかと、間違えた場合の対処法についてお伝えしていきたいと思います!
さて、何回なら大丈夫?
実はこれ、セキュリティ上の事情から、基本的にどのカード会社も明言はしていません。確かに、悪用しようとする人にとってはありがたい情報の気がしますもんね。
ただし、ほとんどの会社では…
- 3回間連続で間違えたらロックが掛かる
というのが基本です。色々なカードを持ってきましたが、この回数以外のカードは今のところ見た事がありません。私の知りうる限り、VISA、マスターカード、JCB、アメックス、どれでも同じでした。
もっと多い場合もあるかもしれませんが、少ない場合というのは無いでしょう。必ず3回以内に正しい番号を入力するのが必要と思っておけば安心ですね。
2回間違えたとしても、時間を置いたらリセットされて0回とはなりません。
正しい暗証番号を入れた段階で初めてリセットされます。ですので、分からないまま放置していて、忘れた頃に暗証番号をまた間違えたらロックが掛かってしまうという事です。ちょっとした落とし穴ですね^^;
なお、あと1回しか間違えられないという状態の場合、基本的に端末にその旨が表示されます。暗証番号は宝くじではありませんので、そのメッセージを見たら、一旦支払いをやめて、落ち着いて考えることが肝心です。
2回間違えたら考えたいこと
暗証番号は2回間違えたら、時間を置いてもあと1回しか打ち込む猶予が無い…ということは、何がなんでも正しい暗証番号を知る必要があります。
もちろん、思い出せるのがベストです。ですが、そうは問屋が卸さない場合がほとんどですので、「大丈夫かも」と曖昧なものであれば入力しない様にしましょう。後述しますが後が大変ですので^^;
家に帰れば分かる場合は、買い物をせずに帰るのもアリ。ですが、一番手っ取り早いのはカード会社に確認する事です。
照会をしよう!
暗証番号は、カード会社に照会を依頼することで確認出来ます。
その方法は基本的に以下の2つです。
- 電話での照会依頼
- インターネットでの照会依頼
前者の場合はカスタマーセンターにtel、後者の場合は(ログインの必要な)カードの公式メンバーズサイトに行けば照会可能です。カスタマーセンターの電話番号、及びメンバーズサイトのURLは通常カードの裏面に記載されていますので、確認してみましょう。
※カード会社によってはどちらかしかできない場合もあります
もし消えていたり、記載が無かったりしても大丈夫。「カード名 カスタマーセンター 電話番号」「カード名 メンバーズサイト」等のキーワードで検索すればまず間違いなくすぐに見つかります。楽天でもセゾンでも、オリコでも何でもこれで問題無し。
スマホ等、すぐにネットで確認出来る機器を持っていなければ、104で電話番号は調べられますよ^^
特に書類は必要ありません。が、電話だと本人確認の為、住所などの個人情報を尋ねられます。悪用犯ではなく、本人が調べていればまず間違いなく答えられるでしょう。
慌てずに、確実に対処して、正しい暗証番号を確認する様にしてくださいね!
変更したい場合はどうする?
「忘れる様な番号はやめて、覚えられるものに変更したい!」という場合は中々大変です。
申し込み自体は、先ほどのカスタマーセンターや公式サイトを通した連絡でオッケーなのですが、通常はその後、手紙でのやり取りが必要になる場合が多いです。どんなに早くても、2週間近くは必要でしょう。
カードによっては再発行が必要になり、お金が掛かる場合もありますので注意が必要です
※最近は会員ページにて暗証番号を再設定できる会社も増えてきました
。
ロックされたらどうしよう
ロックされたらカードによっては本当に面倒です。経験者の私を反面教師だと思って読んでいってください!
ちなみに、自分ではなく、誰かしらが悪用しようと暗証番号を入力して間違えた場合も同様の作業が必要ですので、もしもの時の為にも知っておくと良いでしょう。
どこに連絡してどんな手続きをすれば良い?
連絡先は先ほども登場したカスタマーセンターです。こちらも対応は2通りあり…
- 電話や会員サイトでの再設定
- カードの再発行
このどちらかです。前者の場合は気楽ですね。
ただ、後者のタイプのカードだと物凄く大変です。と言うのも、暗証番号を規定回数間違えると、そのカードは一般的に利用不可となるから。
仮に盗難された場合に、犯人が悪用しようと何度も暗証番号を入れる様な状況があれば、確実にその方が安心ですよね。安全の為にはこれは仕方がありません。当然、サイン専用のレジでも使えなくなりますから注意してくださいね。
手続きとしては、暗証番号の変更と同じ。カスタマーセンターに電話をする流れです(カードによっては会員サイトでも)。これまた同じく、郵送でのやり取りとなりますので、早くて2週間、余裕を見て3週間は必要だと思っておく必要があります。
私が持っていたあるカードでは再発行となり、数週間利用が出来ませんでした^^;
当然、新しい暗証番号を設定する事になりますので、今度は確実に覚えておける番号を使う様にしましょう。
おまけ:暗証番号を付けるコツ
まず前提として、どの会社でも「0000」とか「1234」等の単純な番号、また誕生日など悪用されやすい番号は暗証番号として使う事が出来ません。
その上で私が推奨しているのは、自分に所縁があって覚えているとか、覚えていたいと思える様な番号です。
誰も絶対に解明出来ないと自負していますので、敢えてココに書きますが(笑)、自分が使っているのは私が人生で初めて手にした携帯電話の番号です。カードによって下4桁と、中の4桁を使い分けています。
他にも自分ならコレを使うなというのが…
- 奥さんだと分かり易いので、元カノの誕生日
- 大学などの受験番号
- 過去に住んでいた部屋の番地
- 想像しやすい番号の全桁に自分のラッキーナンバーを足す(10を越えたら1の位)
挙げていけばキリが無いですが、「自分にしか分からない」というのがポイントですね。考えてみれば、「好きな偉人の誕生日」とかにすれば良かったのですが、最初に思いついたのがなぜか元カノの誕生日でした(笑)
人によって思い入れのある番号には違いがあるでしょう。自分の記憶の中で忘れなれない数字が無いかを探してみてください。
なお、暗証番号の原則は「家族にも分からないコト」です。嫌な話ですが、もしも離婚などをして他人になったとしたら悪用される可能性が出てきますからね(汗)
暗証番号は2回までしか間違えられません。3回間違えたらクレジットカードが停止されてしまう。その覚悟を持って、3回目の入力はする様にしましょう。
大切なのは、2回間違えたら絶対に勘に頼らないコト。
カード会社に必ず確認を取って、確信を持って入力する様にしてくださいね!じゃないと、昔の私みたいに苦労することになりますよ…。
なお、もしもの時の為に、カードは1枚ではなく、複数枚数持っておくのが吉ですので、下の記事も時間がある時にご覧になっていただければと思います~。
⇒クレジットカードの枚数!適正な数はどれくらい!?(当ブログ記事)
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