財布が盗難にあった!やるべき対処を順番に!
私、酷いんです、お酒を飲んだら…。
皆さん、こんにちは。最近酒乱という噂が業界内に蔓延しているヘイジです^^;
もう、先月の事なのですが、友人の結婚式で神戸に行った時の事です。中学時代からの友人の幸せそうな顔にあてられて、ベロンベロンになった私は、あろう事か5次会にて、大きな財布(セカンドバッグくらい)をテーブルに置いたままトイレへ。
そして、トイレから戻った私を待ち受けていたのは…もうお気づきでしょう。財布が何物かに持ち去られたという現実です。
実は、私は財布の紛失マニア。過去に片手で数えられない位の回数、財布を無くしています。だから、(何の自慢にもなりませんが)仮に財布を無くしても、慌てやしないんですよね。
ただ、明らかな盗難にあったのはこれが初めて。盗難での警察とのやり取りは初体験でした。中々に新鮮な経験でしたので、どんな対処をしたのか、備忘録として残しておきたいと思います。
正に今、財布が盗難にあって途方に暮れている方の参考になれば幸いです。
警察に連絡をするその前に
「財布が盗まれたっ!!!」
こんな時には、すぐにでも警察に駆け込みたくなりますが、その前にやるべき事があります。それは、被害を最小限に喰い止める事。
紛失だろうが、盗難だろうが、警察に行ったら、まず最初に次の事を言われます。
「カードは止められましたか?」
これを忘れていると、警察官の前で最初にカードを止める作業をしていくのですが、交番や警察署に向かっている間に、財布を盗んだ輩がカード類を使わないとも限りません。
反対に、カードのサービス停止さえ迅速に行っておけば、現金以外の被害をほぼ避ける事が出来ます。
真っ先に止めるべきカード
と言っても、いざ財布が消えた時には、パニックに陥って、どんなカードが入っていたかをすべからく忘れてしまう場合がありますよね。
特にすぐ止める必要のある(悪用される可能性が高い)カード類は以下の2つです…
- クレジットカード
- キャッシュカード
この2つだけは、財布が消えた事に気がついたら、すぐにでもストップさせましょう。
ATMから出金するには暗証番号が必要ですし、そうそう簡単には悪用出来ませんが、クレジットカードなら、サイン1つで買い物が出来てしまいます。
また、最近はデビットカード付きのキャッシュカード(クレジットカードの様に使えるもの)も多いですからね。
クレジットカードとキャッシュカード
やるべき事は…
・カスタマーセンターに電話をして、機能を停止してもらう
これだけです。
お手持ちのスマホや携帯で、「クレジットカード会社名 カード 盗難」または、「銀行名 キャッシュカード 盗難」などのキーワードで検索すると、お問い合わせ用の電話番号が出てきますので、即座に電話してしまいましょう。
携帯がお手元に無い場合は、104でクレジット会社名、また銀行名を告げて、「盗難にあいましたので、カスタマーセンターをお願いします」と伝えれば、ほぼ間違いなく正しい電話番号を教えてくれます。
なお、私の経験上、盗難・紛失に関しては、どこのサービスも24時間対応をしています。
電話一本でサービスを停止してくれますので、「焦らず慌てずまず電話」。これを忘れないでくださいね。
さて、上記のカードを止めたら、お次は警察へ行く事になります。
ですが、その前に。不安になられる方も多いかと思いますので、他のカードにも少し触れておきましょう。
他のカードは?
一般的に財布に入っているカードで特に注意が必要なものは…
借り逃げをされる恐れがあります。ですが、24時間カスタマーセンターが動いていない場合が多いですし、通常は店舗に行っての対応となります。
近くに店舗が無い場合は、諦めて先に警察へ行きましょう。
■交通系ICカード(SUICA等):
電子マネーの残高が多ければ、使われてしまう場合があります。記名式のカードで、かつ、駅の窓口が空いていれば、再発行手続きも可能です。
しかし、身分証明証が必要な為、財布と共に無くした場合はすぐに手続きする事は出来ません。その場合、残高は不安ですが、後日に回してしまいましょう。
■保険証と免許証:
どちらも、「停止」という選択肢がありません。再発行する必要があります。その為には警察への遺失物届け、または被害届が必要ですので、まずは警察へ行きましょう。
なお、仮にキャッシングなどで悪用されたとしても、警察に届出さえしてすれば大丈夫。「本人の意思ではない」ので、支払い義務は生じません。
人によっては、他にも気になるカードがあるかもしれません。
でも、まずは警察へ行ってしまいましょう。
それでは警察へ
さてさて、警察署、もしくは最寄の交番に着いたら、すぐに警察官に…
「財布の盗難に合いましたので、ご相談をお願いします」と伝えましょう。あとはやるべき事はシンプルで、基本的には警察官の質問に答えていくだけ。
そして、以下の2つのどちらかを出す事になります。
- 被害届
- 遺失物届
今回のテーマが「盗難」なのに、選択肢が2つあるのは、被害届が中々の曲者だからです^^;
警察署も無ければ交番も無い。そんな時でも慌てる必要はありません。
(都道府県による様ですが)遺失物届は電話でも受理してくれますので、盗難にあった場所の管轄の警察署へ電話して、まずは遺失物届を出しましょう。
そして、「盗難の可能性が高いので、ご相談したいのですが…」と合わせて伝える様にすれば大丈夫です。
被害届と遺失物届(紛失届)
財布を盗まれたとなると、真っ先に思い浮かぶのが盗難の被害届ですね。
しかし、強盗にあった場合などでなければ、警察の人は、遺失物届を出す事を勧めてきます。警察官にもよるのでしょうけどね。私の友人も財布の盗難にあった事がありますが、同じだったそうです。
その場では、「私は盗まれたんだぞ!!(怒)」と感情的になってしまいましたが、落ち着いて後日考えると、どちらを出しても大差は無いという結論に至りました。
それは何故かというと、自分の時は犯人が特定出来ていなかったから。
相手が分かっていたら、迷わず被害届を出せば良いですが、犯人が分からない状態では、警察も手の施し様がありません。
即座に操作網を広げて、「どこどこのATMで不正利用しようとした男あり。現場へ急行せよ!」とやってもらいたいところですが、まあ、無理でしょうからね。私はだいぶゴネましたが^^;
被害届を出したからといって、操作方法が変わる訳では無い様で、遺失物届けを出しておいて、もしも見つかった場合に被害届に切り替える方が実は自分も楽。
と言うのも、被害届には現場検証が必要なんですよ。
私の場合はどうしたか
現場検証とは、よくドラマなんかで見るアレです。
複数の警察官と、財布の盗難現場に行って、「ここでああした、あそこでこうした」と、当時の状況を再現します。
これが被害届を出すには必須です。
で、私は夜中に財布の盗難にあったので、この現場検証が後日にとなったのですが、その現場が結婚式の為に訪れた神戸。
私が住んでいるのは岡山県で、翌日には仕事があるので、帰らなければなりませんでした。
その点を相談すると、「神戸に再び来てもらわないと」との事…。
この財布は、今の仕事で稼げる様になった記念に購入した大切なものだったので(だったら置きっ放しにするなよ…)、自分を納得させる意味でも、被害届を出すつもりでした。
でも、この神戸への再訪がかなり厳しかったという事もあり、結局、遺失物届で対処する事にしたんです。
結果、財布は見つかってはいませんが、被害届を出したからといって、これは変わらなかっただろうと思っています。
後日やるべき事
財布の盗難だろうが紛失だろうが、後日やるべき事は同じ。慌しく動く事になります。
一気に書いていきますね。
これはあくまでも私のやった事。ご自身の財布の中身に合わせて動いてください!
- クレジットカードの再発行
- キャッシュカードの再発行
- 免許証の再発行
- 保険証の再発行
- その他のカード類
電話でオッケー。通常、手元に届くまで2週間ほど掛かります。
こちらも電話で。2~3日で、再発行用の用紙が郵送されてきますので、それを持って、口座を作った銀行へ行き手続きしましょう。その後1週間ほどで届きます。
警察署、もしくは免許センターへ行きます。その際、警察に届出をしている事を伝えて、所定の用紙に記入しましょう。
通常は免許センターなら即日の再発行が可能。遠くてもこちらがオススメです。
国民健康保険の場合は市役所・区役所などの所定の課(国民健康保険課等)。会社勤めの方は、総務などを通して、健康保険組合や全国健康保険協会に連絡して再発行してもらいましょう。
私は国民健康保険でしたが、手続きはその場で完了。約1週間で新しい保険証が届きました。
病院の受診カード、お店のメンバーズカードなど、人によって様々なものが財布に入っている事と思います。
思い出せるもので、すぐにでも必要なものがあれば、それぞれ再発行の手続きをしておきましょう。
上に書いた、レンタルカードや交通ICカードもお忘れなく!
まとめ
想像以上に長い記事になってしまいました。
混乱されている方もいらっしゃるかもしれませんので、私が思う、財布に盗難にあった場合に動くべき流れを改めて箇条書きで書いておきますね。
-
当日
- キャッシュカードとクレジットカードを止める
- 警察へ届出をしに行く(近くに無ければ、まずは電話で遺失物届けを)
- レンタルカードのサービス停止へ(店舗が空いている時間であれば)
- キャッシュカードとクレジットカードの再発行依頼
- 免許証と保険証の再発行へ
- その他、カード類の再発行を適宜
後日
かなりザックリですが、上記の対処は、最低限やっておくべき事です。
なお、私の経験上、盗難で財布が戻ってきたケースを知りません(私+友人の場合)。
出てこないのが当たり前と構えておくのが、個人的には一番気持ちが落ち込まない対処法だと思っています。勿論、出てきてほしいのは今でも変わりませんけどね…。
兎にも角にも、財布が見つかる見つからないよりも大切なのは、被害を大きくしない様に、しっかりと対処しておく事。
止めるものは確実に止め、被害を最小限に食い止めてくださいねm(_ _)m
ちなみに、今回の場合、メールで何度も、「ATMからの引き出しに失敗しました」という旨が楽天銀行から届きました^^;
嗚呼、犯人よ。私の財布を返してくれたまえorz
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