クレジットカードの枚数!適正な数はどれくらい!?
スポーツジムの会員登録、ウィンドウショッピング中の勧誘、その他諸々のクレジットカードを作る機会が現代社会には転がっています。
かと言って、作れるだけ作って良いものでしょうか?
答えは否。
クレジットカードを生活を豊かにする為に使うのであれば、数が多ければ良いというものではありません。
- 年会費がかさむことがある
- ポイントが分散してしまって貯まらない
- 限度額が大きすぎてローンが組みづらくなる…etc
大量のクレジットカードを持つには、様々なデメリットも付いて来ます。
クレジットカードの適正枚数を知ることが、クレジットカードの有効な活用に繋がるもの。という事で、今回はクレジットカードの自分に合った枚数の考え方について見ていきましょう。
何枚のカードを持つのが良い?
さて、いきなり話の骨を折ることになるかもしれません。実は、全ての方にこれだ!と言えるクレジットカードの絶対的な適正枚数は…
存在しません。
いきなりクレ助くんに突っ込まれてしまいましたね。しかし、カードの利用目的によって最適となるカード数に違いが出てくるんです。先ほど「自分に合った」とお伝えしたのはその為です。
とにかくポイントを貯めたい方や、カード会社の割引サービスを重点的に使いたい方、海外旅行が多い方など、カードを使う目的は人によって様々で、見るべきポイントが変わってきます。
そこで、ここからはカードの利用スタイルに合わせた適正枚数と、カード選びのコツをお伝えしていきますね。
ポイント重視の人の場合
いくつものカードを同時に使うと、ポイントが分散してしまいます。細かくポイントを集めても使い道が無いなんてことにもなりますので、出来る限りポイントの種類を絞るのが吉。
もちろん、毎月何百万と使うなら話は別ですけど、中々そんな方もいないはず。沢山のカードを同じ種類のポイントに…というのは難しいので、1~3枚程度が理想値と言えそうです。
ポイントの使い道を考えながらカードを選びましょう。
割引サービスを狙うなら
結論からお伝えすると、上限はありません。
車を使うことが多い、ショッピングモールやデパートが好き、ネットショッピングが趣味。自分が使うことの多いものに対しての割引サービスがあるカードを作ると良いでしょう。
ただし、あまりに数が増えすぎると前述のポイントが分散してしまうという問題が出て、上手く使った金額を還元できないかもしれません。また、年会費がかさんで、大きな出費になってしまう可能性も否めませんね。
- 使う頻度が多いものに絞る
- 出来る限り年会費無料のものを
このあたりを意識することが大切です。よく「年収が低い人はカードを作り過ぎない」のがポイントと言われますが、個人的には、ショッピング枠、キャッシング枠を減らせば、むしろ沢山持ったほうが節約生活に繋がると考えています(年会費無料のものに限る)。
海外旅行が多い人なら
海外旅行では、レストランやホテル、ショッピングの支払い、現地ATMからの現地通貨のキャッシングなどにカードが大活躍します。1枚も持たずに旅行に行くのは大変。カードを持たないという選択肢は避けるのがベストです。
ただし、1枚だけでは…
- 磁器が壊れて使えなくなった
- 場所によって使えないカードもある
と言った問題が出てきてしまいます。
こうした状況を避ける為にも、2枚以上は持っておくのが良いでしょう。ただ、盗難や紛失のことを考えると、持ちすぎるのも考え物。多くても3枚あれば良いでしょう。
なお、せっかく飛行機に乗る機会が多いのなら、1枚はマイレージ(マイル)の貯まる航空会社系のカードにしておくのが吉。また、海外キャッシングが可能なものを選んでおくのもベターです。
合わせて、JCBやは店によって使えないなんて場合もあり、海外旅行には向かないと言われていますので要注意。
欲を言うなら、世界的に加盟店が多いと言われているVISAとMasterCardを1枚ずつ、プラス、空港から荷物を無料で送ってもらえるなど、何かと便利なアメリカンエクスプレス(アメックス)の計3枚持っておきたいところですね。
ステータスアップを狙うには
ゴールドカードや、その先のブラックカード、プラチナカード。こうした人に羨まれるカードを入手するには、クレジットカードの利用を繰り返して、信用を高めていくことが大切です。
よっぽど収入が多い場合を除いて、いくつものカードを同時に利用するよりも、1つのカードを徹底的に使って育てていくのが何よりの近道でしょう。
したがって、プレミアムなカードを作りたいというあなたは、1枚に絞るのが理想と言えます。
クレ子ちゃんの言うとおり、上記のスタイルのどれか1つに絞るのは中々難しいです。
そこで、最後に私の考える、理想のバランスを取れるクレジットカードの枚数とポイントをお伝えしたいと思います。
私が理想とするクレジットカード枚数
どんなタイプにも言えることですが、まずはメインカードとサブカードを分けることが大切です。
ポイントが分散しない様に、普段使うカードは1つに絞ってしまい、それ以外の要素を他のカードに求めていく。これが黄金バランスでしょう。
その上で、私の理想はカードの4枚持ちです。
- 1枚目:メインで使うカード。ポイント等を重視して、還元率の高い物を選ぶ
- 2枚目:これ以降はサブカード。普段使う手段に合わせた交通系カード(電車、車)
- 3枚目:キャンペーンに備えた買い物用の流通系カード(商業施設やネットショッピング)
- 4枚目:趣味に合わせたもの(海外旅行保険が付いていたり、サッカーや映画…etc)
1枚目は最重要です。普段使いするものなので、出来る限り還元率の高い、お得なものを選んでいくのがポイントですが、ステータス重視の方は、育てていきたいカードを選ぶと良いでしょう。
後は状況に合わせてですね。お出掛けをしない方、買い物をしない方はそうそういらっしゃらないはずなので、上記の様な組み合わせが鉄板だと思いますよ。
使えない施設がある事を考えれば(特に海外旅行等で)出来ればVISA、MasterCard、JCB、アメックス等のブランドで分けて持つのがベストと言えます。
4枚目については私の経験上、審査が厳しくなったりしますので、持てれば持つというスタンスで。3枚でも十分事足りはしますからね。
ただし、この場合、旅行に良く行く方にとっては、マイレージ(マイル)を貯めるのはかなり有効なので、2枚目、3枚目に組み込む様にするのがオススメです。
クレジットカードはライフスタイルに合わせて枚数を考えましょう。
便利だからと増やしすぎると、管理や年会費の問題が噴出してしまいます。審査を考えなければ、作れる枚数に上限はありませんが、しっかりとご自身のライフスタイルを考えて、自分の適正枚数を導き出しましょう。
私の場合は、上記のとおり4枚。ちなみに、海外旅行時には旅行カバンを無くして日本に帰った時の為に、1枚は自宅の机に置いていっています(笑)
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