クレジットカードの解約!そのデメリットに迫るっ
クレジットカードを何枚も持っていると、次第に使わないカードが出てくるもの。そうしたカードは年会費を節約する意味でも解約しておくのがベストです。
年会費が無い場合でも、新しいカードを作る際に、そのショッピング枠やキャッシング枠が足枷になるなんてこともあります。常に生活に合わせたカードを作れる状態であることが、クレジットカードライフには欠かせません。
解約の方法自体は、カードの裏にある電話番号に電話をするだけ。ものの5分で出来てしまいます。しかし、簡単だからと言って、初めての解約だと何かと緊張してしまうものですよね。解約した事が次の審査で悪影響とならないか。そんな不安が付き物です。
そこで今回は、クレジットカードを解約する事にはデメリットはあるのか、その点に迫っていきたいと思います。
まずは何よりも大きなポイント。信用情報について見ていきましょう。
信用情報にダメージはあるの?
カードの与信枠を増やしたり、ゴールド、プラチナカードを目指すには欠かせないのがクレジットヒストリーと呼ばれる信用情報。解約する事によってこれに傷が付くかを気にされる方がとにかく多いですが、信用情報に傷が付くことはありません。
本来、カードを解約するのは会員の自由です。信用情報の記録として「解約した」旨は残りますが、それが悪影響を与える行動とは取られないんです。
不自然な記録は時にクレジットカードを作る際に問題となってしまう可能性があります。最終的にはカード会社のさじ加減だったりしますからね。
例えば、短期間にクレジットカードの新規作成と解約を繰り返した場合、カードを利用する気の無い、入会特典目当てのカード保持者と解釈されても仕方がありません。
また、同時に何枚も一気に解約するのも、やはり不自然ではあるので、避けるのが良いでしょう。
作って半年くらいは保持するに越した事はありませんが、作ったばかりのカードでなければ、解約をしたとしても大きなデメリットは無い。こう言っても過言では無いと思います。
とは言っても、使い方によっては小さなデメリットがちょいちょいあったりします。
カードを解約する時の注意点とも言えるポイントですので、細かくチェックしていきましょう!
使い方によって発生するデメリットと注意点
折角暮らしを良くする為にカードを持っている訳ですから、損はしたくないものですよね。
細かく挙げていくとキリがないですので(例えば、「1枚しかカードが無いと、解約するとクレジットカードを利用できない」とか)、注目すべき点を…
- ポイントが無くなってしまう
- 自動引き落としに要注意
- 利用分を一気に請求されてしまう
- ETCカードを見落とすと
この4つに分けてお伝えしていきます。
ポイントが残っている場合
クレジットカードを解約する際に、そのカードで獲得したポイントが残っていると、そのポイントは消滅してしまいます。
したがって、解約する前にポイントは使いきっておきたいところ。
ポイントを利用して特典をもらうのも良いですし、少ないポイントでも、例えばTポイントとかnanacoポイントなど、カード会社以外の連携ポイントに移行しておくことが大切ですよ。
公共料金等の引き落としをカード払いにしている場合
これはシンプルですね。公共料金などの月の料金の支払いをカード払いにしているクレジットカードを解約してしまうと、当然、その支払いは出来なくなってしまいます。
基本的にはメインカードを引き落とし用にしている方が多いとは思いますが、注意が必要な点と言えるでしょう。
カードを解約する前に確実にチェックして、引き落としにしているサービスがあれば、支払いカードを別のものに変えたり、支払い方法を変えておかなければいけません。
複数回払いやリボ払いを使っている場合
買い物で使った料金やキャッシング分を複数回払いやリボ払いにしていて、支払い途中の場合は解約の際は要注意です。
会員じゃなくなる訳ですから、カード会社は悠長に「今までのペースどおりに支払ってね」とは言ってくれません。通常、一括での支払いを要求されます。
これが家計の負担になる場合、キッチリ払い終えてから解約する様にしましょう。
ETCカードを作っている場合
私がミスしてしまったポイントですので、記させてください。高速道路を利用する為のETCカード。これを解約するクレジットカードで作っていた場合、ETCカードも当然使えなくなります。
例えば、家の近くにあるガソリンスタンドのカードを作って、それでETCカードを作ったとしましょう。引越しをして、その先にそのスタンドが無ければ、当然解約を検討しますよね。私は解約しました。それも、すっかりETCカードの存在を忘れたままで…。
普段、高速道路を使うことが少なければ、うっかり忘れがち。ETCカードをお持ちの場合は注意してくださいね。
クレジットカードを解約しても、それは信用情報の「傷」としては残りません。
私の場合、半年だけ使ったカードを解約したことはありますが、それがその後の審査で問題となったケースはありませんね。
インターネットで調べてみても、解約したクレジットカードと同じ会社のゴールドカードに申し込んでも、問題なく審査を通ったという情報もありますし、気にし過ぎる必要はないでしょう。
なお、同じカードを解約後に再び発行しようとする場合、中には一定期間は作れないという規約を設けている場合もありますので、念の為に規約に目を通しておくことも大切ですよ^^
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません