「樹」という漢字の意味を知ろう!かなり力強い名前になるかもよ
どうも、最近月イチペースで風邪を引いてしまう、30代になってすっかり身体が弱くなったHAGYです。
元々は頑丈さが売りだったんですけど、気がつけば虚弱体質に…。こんな時は生命力溢れる言葉を取り上げたい。そんな気持ちで題材を「樹」とすることにしました。
実はこの漢字は、私が昔から好きな字の1つ。画数の多い字である故の見た目のカッコ良さも理由なのですが、何よりも大きいのはその意味の力強さにあります。
「樹」はどんな意味を持っているのか、その全体像、由来や成り立ち、名付けの際のポイントと言う流れで特集していきますので、一緒に見ていきましょう~。
「樹」の全体像から行ってみよう!
画数 :16画
音訓:ジュ き
名乗り:いつき しげ たつ たつき な みき むら
意味
立って生えている木。ついたて。何かを立てる。植える。
ポイント
地面から真っすぐに立っている木を指す言葉で、力強さやその生命力から、頼りになる人をイメージさせやすい漢字。元々「き」の読みで止め字で人気だったが、最近では1文字で「樹(いつき)」という名前にすることにも人気が集まっている。また、「じゅ」の読みで響きを活かした名付けをする場合も多い。
一文字で名前にする時は「いつき」が代表的。2文字以上だと止め字としての「き」が特に多いですが、最近は「じゅ」の読みも人気を集めていますね。
また、「樹生(みきお)」の様な読み方も昔ながらの存在だと言えます。
ご覧のとおり、地面から生えているあの木を指す言葉です。
ただし、「木」も同じ意味を持っています。
それでは、何が違うかと言えば「木」には地面に生えている木だけでなく、既に切り取られ材木になったものも含まれるという点。
「木」が総合的にあらゆる木を指すのに対して、「樹」は根を張って生きている木のみを指すということですね。
いわゆる立ち木のみに限定されることで、よりパワフルなイメージが強まります。
- 木の様にまっすぐ伸びていってほしい
- しっかりと根を張った人生を歩んでいってほしい
- いつでも同じ場所から人を見守っていける人物になってほしい
- どっしりと大きく構えられる人になってほしい
などなど、樹のイメージから膨らませていくと、非常に力強く、かつ前向きな想いをこめることが出来る素敵な漢字だと考えてみましょう。
由来や成り立ちはどうなっている?
樹は『木+尌(まっすぐ立てる)』という組み合わせで成り立つ漢字です。
尌は少々見慣れない漢字ですね。この字は台の上に太鼓を立てた形に動作を表す「寸」を合わせたもので、上記の「まっすぐ立てる」という意味を持って使われる様になりました。
これらの組み合わせから『地上にまっすぐ立つ木』を表すという訳ですね。
こうして由来をチェックすると、「まっすぐ」という言葉により焦点が当たると言えるかもしれません。
先に「木の様にまっすぐ伸びていってほしい」という解釈例を出しましたが、他にも「まっすぐな性格の人になってほしい」など、まっすぐさにポイントを置いて掘り下げてみるのも面白そうですね~。
名付けの際のポイントとは
基本的には組み合わせる漢字はある程度自由に考えてオッケーです。
ただし、画数が多めの少しだけ複雑に見える漢字ですので、もう1文字は画数が少なめの字、もしくは左右対称のものと組み合わせるとバランスが良くなりやすいとは言えます(ただしやっぱり自由です)。
それと、「じゅ」の読みも非常に印象的で私は好きですが、「き」のイメージがやはり強くはあるので、時に読み方が分かりづらくなる場合はあると思っておくのが良いでしょう。
例えば、「大樹」だと「だいき」「たいじゅ」等の読みが考えられますが、「だいき」と思ってしまう人も多くいると思われます。
新しい人に会う時には自分や親から自発的に名前紹介をする。ここをしっかりすると親切かもしれません。
なお、「樹」はそう悪い熟語は無いので気にしすぎる必要はありませんが…
この様に、名前には向かない意味を持つ場合もありますので、組み合わせを思いついたら念のために辞書を引く様にしておきましょう。
実は私、学生時代から樹が好きです。漢字そのものにこだわりがあると言うよりは、大地に立つ木が好きと言った感じですね。
樹に触れると、冬でも不思議な暖かさが感じられ、大学の頃は寮の近くの大木に背を置いて、朝から晩まで本を読んだりしていました。
そうした暖かみ、また自然に包まれている様なあの空気感、私ならばそうしたところも想いとして乗せたくなりそうです。
自分の子供に使いたい漢字が、このサイトの運営を続ければ続けるほど増えていくので、余計に悩んでしまう。そんな予感が最近ヒシヒシとしていたりします(笑)
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