「雄介」の意味を掘り下げた!イメージしやすそうな名前だけど
私自身が「裕介(ゆうすけ)」という名前なもので、同じ読みの名前はサイト初期の今の内に積極的に取り上げようと思っているのですが、今回の題材はタイトルにある「雄介」の意味です。
漢字の雰囲気から、実に男らしい名前に見えますが、自分はどちらかと言えば女々しさが強いタイプですので、どこかこの名前には憧れを持っていたりします。
ドンっ!と男らしく構えることができる。これが私の理想像ですからね~。
と言っても、名前は目に見える意味だけでは計り知れるものではありません。そんな想いを持ちつつ、今回は雄介の1文字1文字の意味を掘り下げてチェックし、組み合わせての意味・願いを追求していきたいと思います。
「雄介」のそれぞれの漢字の持つ意味と組み合わせての真っすぐな解釈とは
画数 :12画
音訓:ユウ お おす
名乗り:かず かた かつ たか たけ たけし のり ゆ よし
意味
鳥のおす。転じて、他の動物のおす。植物にも使う。最も強く優れた人や物。威勢が良い。雄々しい。
ポイント
雄弁、雄大、英雄の様に、たくましさやスケールの大きさを表現出来る漢字。かつては「お」の読みで男の子の止め字として使うのが定番だった。しかし、時代の移り変わりとともに、「ゆう」の柔らかい読みを活かすことが人気となっている。
画数 :4画
音訓:カイ
名乗り:すけ たすく ゆき よし
意味
間にはさむ。間に入ってなかだちをする。両側から中のものをたすけ守る。両側からはさんで身を守るよろい。また、殻。両脇のものとけじめをつけて孤立するさま。
ポイント
魚介類のように、身体をかたく覆って守るものを指す言葉。堅実なイメージ、しっかりと自立しているというイメージが強く、男の子の名前の止め字によく使われる。
※もっと詳しく!
⇒「介」の意味を掘り下げる!由来から名前の組み合わせの考え方まで
読み方としてはやはり「ゆうすけ」ですね。他も考えられないことはないですが、恐らくほとんどの方がこの読みを使うと思われます。
『雄』は元々は取りが翼を大きく張り、広げている情景を表した字で、ある種の雄鶏がメスの前でこうしたアクションをする習性があることから、オスを意味する様になりました。
基本的には、男らしいとか、力強いといった想いをこめるといった狙いを持たせる言葉ですが、由来を考えると「女性を守る」とか、「魅力的な男性に」みたいな解釈をするのも面白そうですね。
『介』については「誰かを助けられる~」というのが名前に持たせる1番人気の願いとされています。見るからに雄との相性が良さそうです。
ただ、漢字を深掘りすると、鎧や殻からくる堅実さ、守りの強さなど、「しっかり者のイメージ」を作ったり、けじめをつけられるという点から「自立した~」の様な願いも入れ込める。そんな感じだと言え、状況に合わせて活用が可能と考えて良いでしょう。
これらの2文字を組み合わせて、最もシンプルに解釈するならば…
- 男らしく人を助けられる人物になってほしい
こうした願いがしっくりと来ます。
と言っても、結構細かく解釈していけそうですね。名付け側によって想いは千差万別な組み合わせではないでしょうか。
ここからはそうした他の例も見ていくとしましょう。
漢字を合わせての他の解釈例も見ていこう
ラッキーセブンの7例を考えてみました。
最後は何というか、パーフェクトヒューマンを意識しました( ・´ー・`)
どの方向性で見ても、やはり「男らしさを強く感じる名前」ですね。そして、そうした男らしさの中でも、優しさという要素が強い。そんな現代の男性に求められるものを兼ね揃えている。自分はそう感じました。
実に魅力的な男性像が描かれており、名付け側の気持ちがヒシヒシと伝わってくる素敵な名前ではないでしょうか。
言葉の印象どおり、実に男らしい名前でしたが、ただ男らしいだけでなく、漢字の方向性からより細かい部分が見えてきますね。
「雄」と「介」が組み合わさることで、暴力的な男らしさは影を潜め、実にバランスの良い男らしさが浮き上がる。そうした相乗効果がこの組み合わせにはある様に感じます。
もし私が改名しろと言われたら、恐らく迷わずにこの名前を選びそう(笑)
それくらい完成度の高い名前だと思いますよ~。
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