住民税のクレジットカード払い方法を特集!コンビニを徹底活用しよう
こんにちは、HAGEと書いてヘイジと読む、クレジットカードライフの管理人です。
私は自営業なので、毎年確定申告をしているのですが、確定申告が終わればやってくるのが住民税などの支払額の通知。ある程度目星を付けてはいるのですが、確定した金額が来るまでは何とも言えない気持ちになるんですよね~。
さて、そんな税金ですが、高かろうと安かろうと、ちょっとでもお得に支払いをしたいというのは誰もが持つ気持ちでしょう。
住民税だって、どうせ支払うなら少しでも安く済ませたいもの。そんな時に役立つのがやはりクレジットカードでの支払いで付与されるポイントですね。
やり方さえ知っておけば、コンビニでの住民税の支払いでもポイントを貯めることが可能です。支払いが迫っている方は是非チェックしていってください♪
コンビニでの住民税の支払いでポイントを貯めるには
支払い用紙をレジに出して、それをクレジットカード払い出来ればベストなのですが、残念ながらこれに対応しているコンビニはありません。
しかしながらっ!
- セブンイレブンではnanaco
- ミニストップではWAON
この2つのコンビニでそれぞれの電子マネーを使えば住民税を支払うことが可能です。
そして、これらの電子マネーはクレジットカードチャージに対応しています。電子マネーの支払いの際には住民税だとポイントは付きませんが、このクレジットチャージの際にポイントを貯めることが出来るんですよ。
間接的ではありますが、ポイントを貯めることがクレジットカードで住民税を支払う目的であるならば、有効な方法と言えるでしょう。
ただし、チャージに対応しているクレジットカードは多いですが、どんなクレジットカードでもポイントが付くという訳ではありません。
nanacoとWAONの両方でチェックしておきましょう。
nanacoへのクレジットチャージでポイントの付くクレジットカード
還元率1%以上 | ||
リクルートカード(1.2%)※月間3万円まで | ||
還元率0.5%以上 | ||
セブンカードプラス(0.5%) | ファミマTカード(0.5%) | JMBローソンPontaカードVISA(0.5%) |
Yahoo!JAPANカードJCB(0.5%) | ||
還元率0.5%未満 | ||
リーダーズカード(0.42%) |
上記の表にあるものが、現時点でnanacoへのクレジットチャージの際にポイントが付くカードです。
※一番最初にこの記事を書いた当時は25種類ほどあったのですが、今では6種類にまで減ってしまっています
既に持っている人はそのまま、該当するカードが無い人は、税金関係の支払いが多ければ還元率の高いものを中心に、発行を考えてみるのも良いでしょう。
WAONへのチャージでポイントの付くクレジットカード
こちらはそう多くないので、箇条書きでお伝えしますね。まず、クレジットチャージでポイントが付くのは、JAL系の以下の4種です。
- JALカードVISA
- JALカードMasterCard
- JAL JCBカード
- JALカードTOKYU POINT ClubQ
どれも還元率は0.5%です(あくまで基本で、マイルを航空券にする場合はもっと上がることも)。通常のカードで年会費が2000円掛かるので、他の用途と組み合わせるのが効果的と言えるでしょう。
JALだけあって、マイルを好むクレジットカードユーザーにはもってこいですね♪
なお、チャージでポイントが貯まるのは、数あるWAONの中でも、JMB WAONのみですので注意してください。上記のカードの会員は、以下のサイトを参考に、JMB WAONを準備しておきましょう。
※3240円の年会費を追加で支払い、JALカードショッピングマイル・プレミアムに入会すると、還元率が2倍の1%になります
ちなみに、クレジットチャージではないのですが、「イオンカードセレクト」シリーズのイオン銀行キャッシュカードと一体型のクレジットカードがあれば、銀行口座からのWAONへのオートチャージで、0.5%のポイント還元を受けることも可能です。
クレジットカードの引き落としも銀行口座からと考えれば似た様なもの。これも1つの方法とも言えますよ~。
クレ助くんから良い質問が出ました。
これらの電子マネーには確かに支払い金額の制限があるんですけど、ある裏技を使えば対応可能です。
nanacoで大きな金額を支払うには
クレジットカードで電子マネーにチャージする際に気をつけたいのは…
- nanaco、WAON共にチャージできるのは5万円まで
- クレジットチャージの1回の最大金額は2万9000円
この2つです。
クレジットチャージは繰り返しやることが可能ですので、5万円入れれば良いだけですが、もし住民税の支払いが5万円よりも大きければ支払い出来ませんよね(現金との組み合わせは可能ではあります)。
WAONの場合は、この5万円が限界値。
ですが、nanacoでは「センター預かり」と「複数枚のカード」を上手く使えば、25万円までは支払えます。ちょっとややこしい上に大変なのですが、手順は以下のとおり。
- まずは5万円分nanacoにチャージする
- セブンイレブンに行き、レジかATMで残高確認をしてカードにポイントを移す
- もう一度nanacoに5万円(もしくは任意の金額)をチャージする
- これらをnanaco3枚分繰り返す(ただし、自分の名義のものは1枚なので、家族分など)
- なお、1度で5回までしかnanacoは使えないので、3枚目は5万円のみとなる
- レジで定員さんに(必ずバーコードの付いた)住民税の支払い用紙を渡す
- nanacoでの支払いをお願いして、nanacoを渡す
- まずは5万円を支払いに充ててもらう。ただ、5万円では足りない…
- ここですかさず、「残高確認をお願いします!」と声を掛ける
- 残高がカードに移り、それが支払いに充てられる
- それを3枚分繰り返す
一度残高確認をしなければならないのが面倒ではありますが、こうすれば5万円を超える住民税にも対応可能です。
※ただし、nanacoのクレジットチャージには本人認証がありますので、別名義のnanacoにはその人のカードでチャージする必要があります
と、裏技的なものを書いてみましたが、店員さんの手間やそれぞれのカードの名義などを考えると、自分のnanaco1枚で済む10万円までというのが現実的な線かもしれませんね。
ミニストップよりも店舗数が多く、使えるカードも多いので、私は個人的にnanacoの方がオススメで、自分が使っている方法もこちらですね^^
ただし、nanacoのクレジットチャージにはクレジットカードを事前登録する必要があり、以下の点に注意が必要です。
※nanacoカードはご入会から10日後の朝6時以降、nanacoモバイルは新規入会・機種変更から4日後の朝6時以降に事前登録が可能となります。
※事前登録完了後、24時間経過後からご利用いただけます
つまり、手に入れてすぐのnanacoにはクレジットチャージが出来ませんので、事前準備をしておかなければいけないということ。nanacoを持っていない場合は、必ず頭に入れておいてください。
便利な方法ですが、素人目に考えても店員さんにとって負担の大きい作業ですので、レジに行列が出来ている時などは出来る限り避ける様にしてくださいね!
もう1つ、Yahoo!公金支払いという方法も
実は、Yahoo!Japanの公式サービスである「Yahoo!公金支払い」を利用する形でも、クレジットカードで住民税の支払いが出来ます。
こちらでは、ほとんどの種類のクレジットカードを利用でき、かつカードの基本還元率でポイントが付きます。コンビニまで出向く必要もありませんし、パッと見、ベストな方法にも思えます。
ただ…
- 利用可能な自治体が限られる
- 手数料が掛かる
これらのデメリットがあります。
⇒Yahoo!公金支払い 住民税払い対応自治体(都道府県名、自治体名をクリックすると手数料が見れます)
私の住んでいる岡山県倉敷市ではそもそも使えませんので、私の選択肢には入っていません。仮に入っていたとしても、うーん。恐らく使いません。と言うのも、近くの総社市を参考にすると、手数料が4万円~5万円の支払いで486円掛かるから。
金額によっては1%以上、都合の良い金額でも1%近くの手数料が掛かりますので、ポイントという面でのお得感がどうしても薄くなっちゃうんですよね。還元率の物凄く高いカードを持っていれば別ですが…。
まあ、これが私の意見ですが、自治体によって手数料は違います。なので、お住まいの場所がもし住民税の支払いに対応していれば、考えてみるのも良いかと思いますよ。
支払いの手間は明らかに電子マネーにクレジットチャージするよりも楽ですからね。
電子マネーとクレジットカードチャージ。これを上手く使えれば、ちょっとした住民税の節約が出来ます。
セブンイレブンとミニストップだけとは言え、知っているとより良いクレジットカードライフを送ることが出来ますので、是非覚えておいてください。チリも積もれば山となるですよ!
そうそう。以前はNTT系列の「ちょコム送金」でもペイジーに対応している自治体なら、住民税のクレジットカード払いが出来、ポイントが貯まっていました(と言っても、手数料が4.5%以上ととてつもなく大きかったです^^;)。
しかし、こちらは2015年の9月1日からペイジーの支払いサービスを終了してしまいました。間違えて利用しない様に注意してくださいね。
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