公共料金のクレジットカード払い!メリットとデメリットを大特集
最近では様々なクレジットカードの活用法が知れ渡っていますが、公共料金をカードで支払うというのもその1つ。代表的なものと言えるでしょう。
ちょっと昔の話をしますと、私は水道・ガス・電気を止められる常習犯でした。東京に住んでいた頃はやたらと忙しくて、コンビニで支払っていた料金の支払いをついつい忘れてしまうことが多かったんです^^;
水道という、最後の最後のライフラインを止められる駄目人間でした(汗)
クレ助くんの様に、支払い方法を切り替えるのが面倒で、そのままの状態で過ごしていたんですよ。しかし、ある休みの日に一念発起して、一気に支払い方法をクレジットカード払いに変更しました(思っていたより簡単でした)。
結果的に、「変えて良かったな」と心から思えました!支払いが楽になるだけでなく、本当に様々なメリットが享受できましたからね~。
そんなクレジットカードで公共料金を支払うメリット、合わせてデメリットも詳しく見ていくとしましょう♪
公共料金のクレジット払いのメリット!
払い込み用紙での支払い、口座振替での支払いなど、現時点でどの様な支払い方法を取っているかでメリットに違いが出てきます。ですが、個人的にはどちらと比べてもメリットは多いと感じていますね。
金銭面や管理の面など、様々なカテゴリーでご紹介していきましょう。
ポイントが貯まる
最大にして最強のメリットと言っても良いでしょう。
公共料金をクレジットカード払いにすると、支払った金額に応じて、毎月自動的にポイントが貯まっていきます。買い物や旅行に使える、はたまたカードによってはキャッシュ化まで出来るポイントが返ってくるという事は、実質公共料金が割引になるという事。
水道・ガス・電気だけに絞っても、結構な金額を使ってるもの。総務省の家計調査(平成26年)によると、2人以上の世帯の平均支払い金額は285,604円。これに対して、1%の還元率のカードで支払いをすれば、3,000円近くお得になる計算になります。
しかも、クレジットカード払いが出来る公共料金は他にも沢山ありますし(後述します)、還元率の高いカードを使えば、更にポイントは大きくなりますね。
支払い忘れが無い
冒頭部でも書いたメリットです。
払い込み用紙だとついつい忘れがちな公共料金の支払いも、カード払いにしてしまえば、毎月自動的に支払いが出来ます。口座にお金がちゃんと入っていれば、支払いの面倒さから開放され、現代人の敵であるストレスが軽減出来ますね。
このメリットについては、口座振替でも同じ。
ただ、口座振替だとそれぞれがバラバラに支払われるのに対して、クレジットカードなら毎月決まった日に引き落とされます。口座の残高に気を付けるのが月1度になる分、クレジットカードの方が楽と言えるでしょう。
こんなにも多くの公共料金が
ここまでの2つのメリットは、支払う固定費の数が多ければ多いほど大きくなります。
水道・ガス・電気だけでなく…
- 新聞購読料金
- インターネット関係
- 固定電話や携帯電話
- 衛星放送やケーブルテレビ、NHK
- 国民年金や住民税、固定資産税
- 保険料…etc
上記の様に、最近では本当に多くの公共料金がクレジットカード払いに対応していますので(民間サービスも定義上、公共料金に含まれます)、1つのカードに支払いをまとめてしまうのがベストですね。
※カードやサービスによって、一部対応していない場合もあります
クレジットカード払いが使えない固定費を、セブンイレブンに払い込み用紙を持っていってnanaco払いにするというテクニックがあります(コンビニ払いが可能なものに限る)。
nanacoのクレジットカードチャージに対応しているカードを持っていれば、カードでの入金時にポイントがゲット出来ますので、現金で支払うよりもお得なんですよ。
手数料が引かれない
公共料金の口座振替の場合、通常は振替手数料は相手側が負担します。しかし、一部の民間サービスでは(プロバイダ等)、手数料が合算される事もあり、余計な出費となってしまいます。
クレジットカードでは、こうした手数料が掛かりませんので、サービスによっては得をする事が出来るんです^^
家計の管理が楽
節約の基本は、どこからどんなお金が出ていったか、支出をきっちり把握することです。
その為に家計簿を付ける方も多いですが、1つのカードに公共料金の支払いをまとめてしまうと、明細に全て記載されるので、一目瞭然。家計管理が一気に楽になります。
家計簿を作らないという場合でも、毎月の固定費の増減がすぐに分かるというのは、節約生活において、有利なポイントになりますね。
反対にデメリットは無いの!?
色々なメリットを紹介してきましたが、公共料金のクレジットカード払いには、デメリットも確かに存在します。
ただし、「状況に応じて」という条件付き。それを前提にご紹介していきますね!
口座振替の割引と比べてみて
北海道電力、東北電力、沖縄電力以外の電気会社、東京都水道局(と一部の水道局)、東京ガスでは、それぞれ口座振替で料金を支払うと、割引が適用されます。
その金額は全て54円。
クレジットカードでの割り引き分がこれより安ければ、カードで支払うより、口座振替の方がお得ということになってしまいます。例えば、カードの還元率が1%の場合、5,400円より各種料金が安い場合ですね。0.5%なら10,800円です。
少しでも節約したければ、料金をしっかりチェックするのが大切ですよ。
カードの解約がかなり面倒に
全ての公共料金を1枚のカードでまとめて支払うとしましょう。
いざカードを解約しようと思った時に、全ての支払い方法を変更しないと、料金が不払いになってしまいます。それぞれ連絡はしてくれますが、やり取りをするのが面倒ですし、相手方に迷惑も掛けてしまいますね。
ショッピング枠が圧迫される
カードを使う機会が多い方は注意が必要です。公共料金のカード払いにはショッピング枠を使います。つまり、買い物等、公共料金の支払い以外に使える枠が毎月減ってしまうということ。
ショッピング枠を低めに設定している場合などは、月末に「アレ!?」とならない様に、ショッピング枠の残金を意識しておかなければいけません。
払い込みと銀行振替、クレジット払いのどれが良い?
徹底的に節約を図るなら、銀行振替の割引とクレジットカードの還元率を料金と照らし合わせる必要はあります。また、払い込みについては面倒さに加えて、返ってくるお金が無いので避ける方が良いでしょう。
と、色々考えるポイントはありますが、個人的には…
カード払いがベストな選択肢だと思います。もしも電気代等が安く抑えられて、振替割引の方が大きくても、クレジットカードでの割り引き分があると差が小さくなります。ここに、一括で支払えるメリットも合わせて考えれば、この答えを出さざるを得ないですね。
順位を付けるなら以下の形。
2位:クレジットカード払い+一部銀行振替
3位:銀行振替
4位:払い込み用紙での支払い
特に、還元率の高いカードをメインに使っている場合、圧倒的にクレジットカード払いがオススメですね。解約の際の大変さだけは残りますが、金銭面も含めて大いに楽になります。
ちなみに、管理人がクレジットカードに変えた時に驚いたのが、非常に多くの公共料金がネット上で支払い方法を変えられた事。それでも数が多いと大変ですが、今の苦労で先の苦労が無くなると思って行動に移るのが一番ではないでしょうか。
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