「京介」の意味を知ろう!シティボーイ?それとも古都の男?
京介と言えば、30代中盤の私には(実際はもうちょっと上の世代の方がドンピシャリですが)高校時代にバンドでカバーすることもあった、BOØWYのボーカル氷室京介さんが真っ先に浮かびます。
ヒムロックと言えば圧倒的なカリスマ性を持ったロックスター。
確か群馬で頭角を現して、東京で大々的に売れた人だという記憶があるのですが、岡山で育っていた私は彼に洗練されたカッコよさを持った都会人というイメージを持っていました。
そんなこんなで、無意識に「京」の字に、首都的な意味を感じて過ごして来たのですが、よくよく考えてみたら他の可能性もある。そうしたところにこのサイトの運営を通して興味を持ち、じっくりと調べることに。
と言うことで、あれこれと意味を追いかけた結果を、京介の1文字1文字の解釈、2文字を組み合わせての意味の順番でシェアしていきたいと思います。
1文字1文字の意味と2文字での基本となる解釈とは
画数 :8画
音訓:キョウ ケイ
名乗り:あつ おさむ たかし ちか ひろし みやこ
意味
小高い丘。大きくて高い。王宮や政府のあるみやこ。数の名(一京)。京都のこと。東京の略。
ポイント
基本的には都(首都)を指す言葉だが、古代中国では丘や大地に都を造営したとされており、風通しがよく明るい丘が京と呼ばれていた。そこから都の意味へと派生した形。名付けにおいては、都会のイメージ、京都のイメージ、はたまた大きな数字の単位として、スケールの大きさのイメージを作るなど、色々なパターンで使われる。
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⇒「京」の意味を大特集!名前に使う時に出てくる奥深さとは
画数 :4画
音訓:カイ
名乗り:すけ たすく ゆき よし
意味
間にはさむ。間に入ってなかだちをする。両側から中のものをたすけ守る。両側からはさんで身を守るよろい。また、殻。両脇のものとけじめをつけて孤立するさま。
ポイント
魚介類のように、身体をかたく覆って守るものを指す言葉。堅実なイメージ、しっかりと自立しているというイメージが強く、男の子の名前の止め字によく使われる。
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⇒「介」の意味を掘り下げる!由来から名前の組み合わせの考え方まで
読み方としては「きょうすけ」「けいすけ」の2択でしょう。
「介」は人助けとか、しっかりと堅実にとか、わりかしイメージがしやすい文字なのですが、「京」は色んな意味に広がっていきそうですね。
元々持っていたシティボーイというイメージも作れそうですし、京都の落ち着いた雰囲気も出せる。はたまた、大きな数字からのスケールの大きさを印象付けるなど、名付け側の希望次第で随分と意味は変わってくるかと思います。
ひとまず、名づけ辞典では「京都の印象が強く、上品かつ和のイメージで根強い人気がある」とのことでしたので、こちらを土台と考えるなら…
- 上品で日本人らしく、人の和を大切に出来る人物になってほしい
助けるという観点にも「和」が使えますので、何ともはんなりした雰囲気を意味に持たせられる。ここが基本となるかもしれませんね。
ただし、やはり自由度が高い1文字目なので、意味合いとしては全然別のものにも派生しそうです。氷室さんなんかはまた違う方向性の雰囲気ですし、細かく考えてみたいところです。
ということで、色んな例を求めてみるとしましょう。
2文字組み合わせての色んな意味を考えた
私の頭に思い浮かんだものを、毎度おなじみで恐縮ながらラッキーセブンの7つの例として出したいと思います。
最後はちょっと強引かもですね(汗)
こうやって色んな解釈をしてみると、(私の勝手なイメージの)氷室さんに近づいたり、遠ざかったり。そんな風に、色んな意味を含む面白い名前ですね~。
敢えて東京、京都の両方のイメージを合わせたものとして考えるのも1つかなと。
「介」の字が堅実さだったり、優しさを表現出来る言葉なので、「京」にどんな意味を持たせても、ポジティブな意味に持っていける。そんな素敵な名前ではないでしょうか。
私が持っていたイメージ以上に、色んな解釈の可能性を持っている。そんな使い勝手の良い名前が京介です。
名付けにおいては、ファンの立場で、追いかけていた有名人の名前をつけることもありますから、シンプルに切れ味鋭いロックスターみたいな印象付けを狙うこともありそうですね。
ちなみに、氷室京介さんはBOØWYとしてデビューした時期に本名から改名したそう。
名付け親がいるのか、自分で考えられたのかは分かりませんが、スケールの大きい人間になりたいという想いがそこには載せられているのかもしれません。
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