クレジットカードを使いすぎる!この悩みを克服した私の意識ポイント
こんにちは。お金はやっぱり大切だ!管理人のHAGEです。
クレジットカードって本当に便利ですし、上手く使えば節約ができるもの。だけど、使いすぎてしまうとことがやめられない方も多いですよね。
私も20代の頃は自分の収入を省みず、あれやこれやとカードで買ってしまい、何度も後悔してきました。ただ、失敗を繰り返す中で少しずつどう使えば良いかは分かってきて、今では自分の収入の範囲内で有効活用できていると自負しています。
私の場合は問題が解消できたから良かったです。でも、もしそれが解決出来ていなかったら…今では、「生活どころか人生が立ち行かなくなっていたかも」と、若い頃の自分を叱りたいくらいの気持ちです。
そんなことを考えながら昔の自分宛てに、私が失敗を何度もしながら学び取った、クレジットカードの使いすぎを防止する為の方法をお伝えしていきますので、中々使いすぎるのがやめられないという方は、ぜひ一緒に見ていきましょう。
2つの視点で考えよう
使っちゃダメだと分かっていてもクレジットカードを使ってしまう。
これは一種の依存であり、簡単に解決できるものではありません。その上で知っていただきたいのは…
- 心理面でのアプローチ
- 行動面でのアプローチ
この両方の面が重要だと言うことです。
現状に問題があることを理解していないと、対策をしてもいつかは元に戻ります。また、問題があることが分かったからといって、何もしなければ当然そのままですよね。
心構え、やるべきことのどちらも大切です。それぞれを解説していきますので、1つ1つ見ていきましょう。
心理面で意識すべきコト
気持ちを整える為にやれることはそれこそ無限にあります。が、その中で私が意識したポイントは以下の2つです。
- そもそもの原因を把握する
- 収入が下がる可能性は常にある
どれもカードを使いすぎる怖さを実感するには欠かせない存在だと思ってチェックしていってください。
そもそもの原因を把握しよう
買い物って楽しく、気持ちが良いものです。だけど、お金を払うという痛みが伴うから、買い物をしすぎない様にするというストッパーが働くもの。
クレジットカードの場合、そのお金を払うということが後回しになりますので、そうした痛みが弱まってしまいます。人によって色々と細かい原因はあるでしょうが、その根幹となるのは、その痛みの弱さ故に、欲が勝ってしまうことだと私は思っています。
大切なのは「痛みが後回しになる」だけである。そこをしっかりと認識しておくことですね。支払いは必ずやってくることを決して忘れてはいけません。
カードで支払おうとしているものが、もし財布の中の現金を使うとしたら払うかどうか。それを自問自答しましょう。
収入が下がる可能性は常にある
会社員の方の場合ある程度収入が安定しているとは言えます。ただし同時に、この時代、その収入が下がらないとも言い切れない部分もあるでしょう。
また、予期せぬ倒産、退職などによって一時的に収入が途絶えてしまう可能性もあります。病気で働けなくなるなんてことだって十分に起こり得ますよね。
私が27歳まで東京に住んでいた頃は会社員でしたが、地元岡山で自営業を始めたばかりの頃なんかは収入が激減どころか、ほぼありませんでした。
今こそ結構安定する様になりましたが、以前はそれこそ月収5000円なんて時もあったくらいですからね(汗)
この時はひとまず実家に住まわせてもらっていましたので、それでも何とかなっていましたが、一人暮らしだったとしたら、恐らくはクレジットカードに生活面を頼ってしまっていたでしょう。となると、それこそ借金で首が回らなくなっていたことと思います。
退職の次の月の辛さもありますが、それ以上に怖いのが生活レベルというものは決して下げやすいものではないこと。特にクレジットカードが手元にあると、収入が下がってもついついいつもの様に使ってしまいがち。
普段の習慣作りがモノを言う部分です。クレジットカードの利用を上手くコントロールする癖をつけることを目指す心がけが大切ですよ。
その他にも色んなアプローチはあるかと思いますが、兎にも角にも、カードを使いすぎることがなぜダメなのかを認識することが大切です。そうすることで「何とかしなきゃ」と心の底から思える様になりますからね。
そう思えたらしめたもの。具体的な行動を通して、欲を抑えていきましょう。
行動面で意識すべきコト
なぜカードを使い過ぎてはいけないのかが分かっても、クレジットカードの魔力はかなり強力で魅力的なもの。
私の場合でも、収入が再び安定してきたら、ついつい使ってしまいそうになりましたからね^^;
それでも、以前の悪癖が出なくなったのは…
- 自分のカード利用金額の限界をしっかりと把握しておく
- 利用金額を常に把握できる様にする
- 口座を分けておいて、カードで使ったお金を入金する
- リボ、複数回払い、ボーナス払いは使わない
- スマホゲームのガチャはカード払いにしない
この5つを習慣とすることを長く心がけているからです。
お金の管理能力をあげること、支払いを後回しだと思わないこと、自分の欲を抑制すること。そうした面の改善にそれぞれ役立っているこれらの方法も1つずつ見ていきましょう。
自分のカード利用金額の限界をしっかりと把握しておく
「自分の収入だったらここまでは使って大丈夫」
こう思える金額をまずはキッチリと決めてしまいましょう。
例えば、突然の出張が入ってホテル代をカードで賄う必要があるとか、そうした予想外の事態も自分の仕事・生活の範囲内でイメージする。そして、その金額分も含めてある程度は余裕を持った金額設定で良いと思います。
金額が割り出せたら、カードのショッピング枠をその金額に設定してしまう。これが私のスタイルです。
この枠を下げたら、上げる際に審査等が入り面倒という話も色んなサイトで見かけますが、使いすぎる癖というのは一筋縄で治るものではありません。
それこそ、自信を持って「管理できる!」と言い切れる状態になるまでは、物理的に使いすぎを防止できる状態にしておくのが良いと思います。
私は普段は管理に自信を持てるようになったのですが、如何せん、酔っぱらうとお金を使いすぎてしまう悪癖があり…。と言うことで、今でも当時の金額を上げていなかったりします(汗)
利用金額を常に把握できる様にする
クレジットカードって、そんなに使ったつもりがなくても、気づけば結構な額になっていることが多いです。
これを防ぐ為に、毎回利用前に「今月いくら使ったのか」を確認する様にしています。
その際に、手持ちのカードが1枚だけなら、そのカード会社が運用する会員用サイトをスマホ等でチェックすればオッケーです(最近はどこのカード会社もしっかりとそうしたサイトを用意しています)。
ただ、クレジットカードって、2枚、3枚と持っている場合も多いもの。私自身、複数枚持ちを基本的にはおすすめしています。
その上で便利なのがスマホのアプリ。カードを登録しておけば、一括で利用金額がチェックできる。そんな時代なんですよ。
私が使っているのは「CRECO」という、クレ子ちゃんと同じ名前のアプリです。
一発でカレンダーの上部に全てのカードをまとめた利用金額を表示してくれるので、ササっとチェックできるのが気に入っている点ですね。
スマホを持っていない場合は、お出かけ前(ネットショッピングの場合は買い物前)にPC等でチェックして計算するのが良いでしょう。PCも無ければ、利用明細のチェックですね。
こうなると大変ではありますが、使いすぎると悩んでいる場合は大変でもやるくらいのイメージが大切だと思っています。
口座を分けておいて、カードで使ったお金を入金する
クレジットカード様の口座は専用のもの、生活のメイン口座は別のものと分け、カードを利用する度に、その金額分を専用口座に入金しています。
これが結構効果的!
現金を使っているのと感覚的には変わらなくなり、先にお伝えした「お金を払う痛みの弱まり」が無効化されますからね。
ただし、節約の為にポイントを貯めているのに、手数料を取られるのは意味がないので、基本的に振り込みではなく、口座に直接入金する形を取っています。
入金の際にお金が無ければメイン口座からおろすことになりますが、この場合でも手数料無料の時間内に出金することを意識することが大切ですね。
これが結構大変なので、最近はそろそろ卒業しようと思っているのですが、確実に私にカードは現金と変わらないという考えを埋め込んでくれた行動だと感じています。
リボ、複数回払い、ボーナス払いは使わない
お金が手元に無くともモノを手に入れられる!この欲を最も刺激するカード決済の方法が、見出しにあるリボ、複数回、ボーナス払いだと思っています。
1回払いでも同じと言えば同じなのですが、支払いを分けられるというのがポイント。浪費家にとっては、本来では買えないものでも、買える様な気になっちゃうんですよね。私も何度それで失敗したことか…
こうした欲を出さない為にも、カードの利用は必ず1回払いと決めてしまいました。
ちなみに、このサイトを始めてからは、特に節約への意識が強くなりましたので、金利のかかる上記の支払い方法を取りたいとも思わなくなったのですが、これは予想外のメリットでした。
スマホゲームのガチャはカード払いにしない
私の場合、自営業でかつ自宅仕事ですので、ちょっとした空き時間にサッと時間を潰せる&脳をリセットできるスマホゲームはありがたい存在です。
そんなスマホゲームのガチャ。この支払いをクレジットカードでは絶対にしない様にしています。(ついでに携帯会社のキャリア決済も)
そもそも課金をするつもりはないのですが、恐ろしいもので夢中になるとついついお金を入れたくなるもの。
私は最近サッカー選手を育成するゲームをやっていますが、明らかに強い選手が作れそうなキャラクターが手に入るキャンペーンがあり、思わず課金しそうになりました。
が、こうした時に、わざわざコンビニまで行って、入金用のカードを買い…としなければいけないと、その間に自分にとって不要なことに気付けるんですよね(汗)
良いキャラクターが手に入ると、世に言われるような射幸心が確かに煽られます。が、過去の課金を振り返ってみると、後になったら明らかに無駄だったと反省している、それが私にとってのスマホ課金です。
ガチャ自体を否定するつもりはありませんが、1度ならず、2度3度と一気に課金を繰り返してしまう可能性も多々ありますし、課金をするならコンビニへ。これを合言葉にしておくのがお勧めです。
どうしても無理!と感じたら
ここまでのアプローチをした上で、それでもカードを使いすぎないというのが無理な方もいるかもしれません。もしくはこうしたアプローチをせずに何とか出来ないかと思うこともあるでしょう。
その場合、最も厳しい荒療治をするしかないと思っています。それは…
- クレジットカードを手放す
そう、この方法です。
カードを使いすぎる原因を更に辿っていくと、「カードを持っているから」に他なりません。使えない状態にすることで、強制的に使いすぎを出来なくする。ここまでして、初めて何とかなるのではないでしょうか。
もちろん、この状態になってくると、先月分の支払いが今月に回るから、今月の生活費はカードで賄って…と、クレジットカードが無いと生活が立ち行かなくなっている方もいるかもしれません。
それでも、まだ収入の範囲内で払えるという場合、支払い地獄を続けない為にも、スパッと切る。そんな決断がベストではないかと思います。
この状態であれば、むしろ使いすぎることを悩んでいる場合ではありません。前半の失敗例でお伝えした様に、今後の人生が立ち行かなくなってしまう可能性すらありますからね。
そんな場合は、自分ひとりで考えるとどうしようもないと思いがち。専門家の判断を仰ぐというのが最善の一手だと言えますよ。
相談は無料で行っている法律事務所も多いですし、ネットでお問い合わせできるところも増えています。まずは悩み過ぎずに相談してみることがおすすめです。
私はクレジットカードの使いすぎが酷かった頃、「ちょっと使いすぎる癖があるだけで、すぐ治るさ」こんな風に考えていたと思います。
でも、岡山への移住で収入が下がり、そもそもカードを使うとまずい状態になった時。そんな時でも「使いたい」という気持ちを押さえるのはかなり大変でした。
お金を利用する痛みをしっかりと感じ、大怪我をしない為に行動することを意識する。そして、今すぐにでも使いすぎ防止の為に動くことを昔の私におすすめしたい。それくらいの気持ちを今では持っています。
もしカードの使いすぎに悩んでいるのでしたら、この記事の方法で治った人もいるんだと、ぜひ頭の片隅に置いておいてくださいね。
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