「悠真」の意味を大特集！今の時代に大切な要素が詰まった名前かも
30代中盤の私世代にも「悠」の字の入った名前はちょいちょい見かけましたが、最近は一気に増えた感が強いですね～。
今回取り上げる「悠真」はその中でも特に人気の名前の1つ。2019年の明治安田生命による新生児の名前ランキングでも、男の子の名前において堂々の8位入賞を果たしています。
字面も中々カッコいいですし、今風の雰囲気を出しつつも、昔からある響きだし、どちらも変わった漢字という訳でもありません。いわゆるキラキラネームとは一線を画した名前だと言えそうです。
今回はそんな人気の「悠真」の意味を、1文字1文字の全体像や読み、2文字組み合わせての解釈という流れで特集していきたいと思います。一緒に見ていくとしましょう！
「悠真」の1文字1文字の全体像と読み
画数 ：11画
音訓：ユウ
名乗り：ちか ちかし はるか ひさ ひさし ゆ
意味
物思いが長く続いて絶えないさま。どこまでも長々と続くさま。距離が遠かったり、時間が長い。ゆったりとしている。
ポイント
心という字と、長く続くという意味を持つ攸を組み合わせてゆったりさを表した文字。距離的にも時間的にも大きなものへの憧れが含まれているとされる。ゆったりとした落ち着きを表すと同時に、スケールの大きさも感じさせられる。皇室の秋篠宮悠仁親王殿下の誕生でより注目される字となった。
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⇒「悠」の意味を名前向きに大特集！現代人には外せない要素が入るかも
画数 ：10画
音訓：シン ま
名乗り：さな さね さだ ただ ただし ちか なお まさ まこと まな み
意味
本物。ただしい。うそや欠け目がない。充実している。実在する。楷書のこと。本当に。実に。
ポイント
嘘偽りないという社会生活において大切なポイントが詰まった漢字。名前向きの良い意味が多く想定されることから、昔も今も男女ともに人気の漢字である。左右対称の字形から、他の漢字との相性も良く、「しん」「まさ」といった昔ながらの読みの他、「ま」の止め字で使うケースが増えている。
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⇒「真」の意味を名前向きに追いかけた！怖い由来もあるけれど…
2文字組み合わせての読みとしては「ゆうま」が圧倒的に多いです。
その他では「はるま」「ゆうしん」などの例もあり、基本的には男の子名に使われる組み合わせですね。
ただし「ゆま」と女の子の名前に使われることもあったりします。
それぞれの文字をもう少し掘り下げてみる
『悠』は日常生活ではそう多くは出てこない漢字ですが、悠々自適という言葉の頭文字としては思い浮かべる方も多いでしょう。
この4字熟語から自由さを表現するのに使われる文字だという印象をお持ちかもしれませんね。決して間違いではないのですが、「ゆったりさ」「時間や距離の長さ」が中心となる漢字だと言えます。
そうしたところから、心の余裕だったり、スケールの大きさなどを名前では表現出来ると考えてみてください。
『真』については、真実などの言葉のイメージが強いですよね。
そのイメージのまま「本物の～」とか「正しい～」「純粋な～」「正直な～」の様な意味を名前にもたらす為に使われることが多い漢字です。
誠実さや正義感の強さ、素直さなどが見え隠れする、非常に名前向きの漢字だと言っても良いのではないでしょうか。
2文字合わせての代表的な解釈は？
どちらの漢字のも複数の解釈が可能ですし、自由に組み合わせて考えて良いでしょう。
それを前提としつつも、私の頭に真っ先に浮かんだものをお伝えしますと…
- いつでも心に余裕を持って、正しい選択の出来る人になってほしい
こうした素敵な願いでした。
近年は嘘の多い社会だと言えるかもしれません。そうした中で真っすぐさを持って生きていく。そんな力強い要素が詰まった名前であるというのが私のイメージですね。
もちろん、名付け側の解釈は自由自在。まだまだ色んな想いを入れていける名前ですので、他の例も取り上げていきたいと思います。
他の解釈例も見てみよう
毎度おなじみ、ラッキーセブンの7例を出していくとしましょう。
他にも自由自在に色んな願いを載せていけそうですね～。
あらゆる意味の集合体にするも良し、強調したいところを表に出すも良し。その選択そのものが名付けの面白いところだと思います。
名付けられた子供が素敵な人生を過ごせる。そんな想いをこめてみてくださいね！
流行の名前って、時に「響きだけがカッコいい」みたいになってしまうこともあるのですが、悠真は意味の解釈という点においても素敵な名前です。
自分をしっかりと持ちつつも、せかせかとしたところのない、実に魅力的な人物像が浮き上がりました。
もちろん、それは私が感じた人物像に過ぎません。漢字の意味をしっかりと捉えつつ、自分ならではの意味を追求していきましょう～。