「裕次郎」の意味を特集するよ!スターと言えばやっぱりこの名前
「裕次郎」と言えば石原裕次郎と言うくらい、昭和の大スターをパッと思い浮べる方も多いのではないでしょうか。昭和生まれの私にとっては、現在30代と世代違いではありますが、裕次郎という名前にはやはりどこか憧れがあったりします。
自分自身が裕介という名前なこともあって、子供の頃に初めて知った「裕」がつくスーパースターというのが特に大きな理由かもしれません。
先日たまたま太陽にほえろのDVDを見たこともあって、そんな子供時代の気持ちが突然蘇ってきました。そんなこんなで、裕次郎の意味を1文字1文字の持つ由来から、3文字を組み合わせての考え方まで含めてあれこれと調べてみましたので、情報をシェアしたいと思います。
1文字1文字の意味と最も広い名前の意味の解釈
画数 :12画
音訓:ユウ
名乗り:すけ ひろ ひろし まさ みち やす ゆ ゆたか
意味
広くゆとりがあるさま。ゆたか。ゆとりがあって困らない。
ポイント
物、お金がたくさんあるだけでなく、それによって生じる心のゆとりも表す。
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⇒「裕」の意味を掘り下げてみる!漢字の由来から命名のポイントまで
画数 :6画
音訓:ジ シ つ(ぐ) つぎ
名乗り:ちか つぐ ひで
意味
2番目の。はじめのものの続き。続いて。順序。回数、度数を数える時の言葉。宿る。泊まる。星のとまる星座。また広く物のやどる場所。
ポイント
次男を表すのに名前の中でよく使われていた文字であるが、最近では意味にとらわれず「ジ」の音をあらわす文字として様々な名付けに使われる様になっている。
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⇒「次」の意味を名前向きにチェック!次男だけの漢字じゃない!?
画数 :9画
音訓:ロウ
名乗り:お
意味
おとこ。清らかな男子のこと。妻が夫を呼ぶ言葉。また女性が恋人の男性を呼ぶ言葉。転じて男性を呼ぶ美称。君主に近待する官。
ポイント
元々は武家において、生まれた順に太郎、次郎、三郎と名付けられるのに使われた字であり、現在に至るまで男の子の止め字の代表格である。なお、「ロウ」読みで字違いの「朗」があるが、こちらは本来は月が明るいということを表す言葉である。
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⇒「郎」の意味を追いかけた!名前にすると色んな解釈が出来るかも
読みとしては基本的には「ゆうじろう」一択と考えて良いでしょう。
「裕」はこのサイトで何度も取り上げてきた文字で、お金の面で豊かに、気持ちが豊かに、もしくはその両方の意味合いが添えられる言葉です。
「次」と「郎」については、そのまま続けて「次郎」という名前も昔の定番ですよね。名前辞典にはどちらの字も女性名の例がなく、男性感がグッと強まる組み合わせだと思います。
上にあるとおり、「次」が次男以外にも使われる様になっているとのことですが、やはり真っ先に思い浮かぶのは二人目の子ではありますね。石原裕次郎さんも石原慎太郎さんの弟ですし。
ただ、裕次郎さんの全盛期には、憧れから子供の名付けにこの名前を使うことも多かったとは考えやすく、次男ではなくとも、この時代には裕次郎と言う名前が多かったのではないでしょうか。その辺りからの流れで、「次」の字の使い勝手の幅が広がったと個人的には予想しています。
これらの文字を組み合わせて、広く解釈するなれば…
- 金銭的にも心にもゆとりをもった、器の大きい男になってほしい
こうした願いがこめられた名前と考えるのが一番シンプルですね。
ただ、「裕」の字の受け止め方で方向性が変わったり、「次」にも色んな解釈が出来そうなのがこの名前の面白いところです。そうした解釈例もいくつか取り上げていきましょう。
組み合わせての色んな意味を追いかけてみよう
いつの間にか毎度お馴染みになりましたが、ラッキーセブンということで、7つの例を用意したいと思います。
途中で「次」の字を「星のやどる星座」と解釈しつつ、「星」⇒「スター」と転じる力技がありました(笑)
最後の例については、「郎」が武家で使われていた言葉ということで、家庭への意識が強いイメージを盛り込んだ感じです。
こんな風に、自由にあれこれと考えられるのが名前の良いところだと言えますね。
少々世代違いではあるので、私の同級生に裕次郎という名前の人はいませんでしたが、今の時代に初めて出会ったとしても、カッコいいと思える名前だと思います。
何せ、器の大きな男の中の男といったイメージが強いですからね~。
今となっては古風に感じる方も多いかもしれませんが、これからの名付けにも私としてはしっかりとお勧め出来る名前の1つだと、記事を書いていて改めて感じることができました。
時代とのギャップがまたカッコいいとすら思えたりします^^
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