「陽太」の意味を掘り下げます!名前に印象付けられるポイントとは
シンプルな名前は昔ながらのものに見えたりもしますが、同時に力強さを感じさせるものが多いと私は思っています。
今回取り上げようとする「陽太」もその1つ。
昭和後期に生まれた私の周りにもこの名前を持っている人は数多くいましたし、最近も見かけることが多い名前ですね。
2文字とも極めてポジティブな漢字であり、それが相まって名付け側の願いの強さが感じられやすい名前とも言えるこの陽太には、果たしてどんな想いがこもっているのでしょう。
そんな「陽太」の意味を、1文字1文字の全体像、2文字合わせての解釈という流れで特集していきたいと思います。
陽太の1文字1文字の意味と読み方
画数 :12画
音訓:ヨウ ひ
名乗り:あき お おき きよ きよし なか はる みなみ
意味
山の南側。また、川の北側(どちらも日当たりに面している)。日の当たる丘、明るい小高いところ。ひなた。太陽、また、太陽の光。明るくて暖かい。あざやかである。対立する両面のうち、積極的、能動的な方(地に対して天など)。はっきり見えるさま。
ポイント
陰の正反対の言葉として、積極的で力強い字。おひさまの様な明るい人の印象を作るが、「日」よりも積極性のある言葉である。非常にポジティブな名付けをしやすいので、男女問わず人気がある。
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⇒「陽」の意味を特集します!名前がパーッと明るくなる!?
画数 :4画
音訓:タイ タ ふと(い) ふと(る)
名乗り:おお たか と ひろ ふと ふとし ます み もと
意味
たっぷりとふくれているさま。ゆったり落ち着いたさま。年長者や、目上の人の親などの呼び名につける尊称の言葉。
ポイント
「大きい」や「落ち着いている」などの意味があり、簡単なことでは動じないイメージがが出る。男の子の名付けでは最も人気のある字の1つで、わんぱくで男らしい印象が好まれることが多い。
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⇒「太」の意味を追いかけた!名前でのイメージと本来の解釈が正反対?
読みとしては、昔からという観点で言えば「ようた」が圧倒的に多かったです。
最近では「ひなた」「はるた」なんて読み方も登場しています。どちらにせよ、「太」という感じのイメージから男の子に使われる名前ですね。
個人的には「ようた」が一番自然に読めますが、30代だからかもしれないと、出てきたお腹を見ながら考えてしまいました(笑)
それぞれの漢字を掘り下げてみる
『陽』は太陽の「陽」というイメージが強いかと思いますが、名前に使う時もその印象が活用されることが圧倒的に多いです。
暖かさや明るさ、力強さ。また鮮やかさや前向きさ。太陽に持つイメージは人それぞれですが、そうした「自分の太陽」への感覚を想いにのせていきたいですね。
非常に前向き、かつ積極性も感じられる漢字です。
『太』については、普段の生活であれば「太っている」等の使われ方をしますよね。
ただ、漢字の意味合いとしては、「ゆったりと落ち着いたさま」を土台としているのが面白い点です。
もちろん、そうした意味でも使えますし、普段使いの身体の大きさといった方向性から、名付けでは「わんぱくで男らしい」と、元気の良さの印象付けに使われることも多いです。むしろ、そちらの方が多いくらいかもしれません。
2文字組み合わせての代表的な解釈は
両方の漢字が色々な意味を持っていますので、人によって名前に乗せる願い・想いは違うとは言えますが、敢えて代表的な解釈を出してみましょう。
『陽』はシンプルに太陽の明るさとして、『太』はパブリックイメージとも言える元気の良さの表現として考えると…
- 太陽の様に明るく、元気の良い子になってほしい
このあたりが特に真っすぐな解釈ではないかと私は感じています。
実に前向きで元気そうな子が頭に浮かんできますね。
と言っても、私自身、どちらかと言えばひねくれものと自負していますし、自分がこの名前を子供につけるとしても、その解釈はあれこれ考え抜いてしまいそう。
それが出来るのが面白いところとも言えますし、他の例もあれこれと取り上げてみたいと思います。
他の解釈例も合わせてチェック
名前には縁起が大切ということで、ラッキーセブンの7例を出していきますね。
まだまだ出てきそうですね。
この名前の特徴は、どう解釈を考えて言っても、極めてポジティブであるという点に尽きると思います。
名付け側の子供への愛情が否応なしに感じ取れる。そんな素敵な名前ではないでしょうか。個人的には好きな名前の1つですね~。
どこか暗がりを感じる現代において、前向きさというのは人生を突き進むのには欠かせない要素だと私は思っています。
そんな前向きさを奮段にイメージさせる陽太という名前は、もしかしたら人生をより良く照らしてくれるかもしれない。これが私の個人的な今回の意味への感想ですね。
まあ、名前ってそうプレッシャーを与えるものでもありませんし、肩の力を抜いて考えていくことも大切です。
自分なりの暖かい気持ちと共に、想いを載せていく。どんな意味を持たせるにせよ、そこだけにこだわるといった感覚があればそれでオッケーだと思いますよ^^
それぞれの漢字のみを掘り下げた記事もあるよ!
発想のヒントになるかもしれません。また、その漢字を使った他の名前記事へも先の記事から飛べるようにしています。
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