デビットカードの引き落とし!タイミングはその瞬間だけじゃない
クレジットカードの利用がメインですが、時折思い出した様にデビットカード(国際ブランド系)を使うことがあります。
この2つのカードの違いについては、過去記事の「クレジットカードとデビットカードの違い!今ではほとんど差が無い!?」に任せるとして、デビットカードを私が使う時は基本的に実験だったりします。
本当にクレジットカードと同じ様に使えるか、身を持って確認したい性格なんですよ^^;
そんなデビットカードですが、一度ガソリンを入れた時に、引き落としがすぐに反映されずに慌ててしまった経験があります。デビットを利用すると即座に携帯にメールが届く様に設定しているのですが、そのメールが一向に届かなかったんですよ^^;
一度経験すると、問題ではないことが分かるのですが、知らないとやっぱり面食らうもの。
そんなデビットカードの引き落としのタイミングについて、一緒に見ていくとしましょう!
デビットカードの支払いが反映されるタイミング
デビットカードは通常、カードを使ったらすぐに銀行からその料金が引き落とされます。引き落としが後日になるクレジットカードと比べ、使い過ぎが防ぎやすいというのは大きなメリットの1つでしょう。
しかし、この引き落としのタイミングが遅いという場合が時折あります。
これは決済システムが原因で起こるもので、仕方がないものだったりします。日を置いて引き落としされますので、間違えてもその支払い分の残高を超えて口座のお金を使ってしまわないことが大切です。
ちょっと詳しく見てみましょう。
デビットカードの引き落としが遅い場合
支払いがすぐに反映されない。そんな時は…
- 遅れて決済をするカードリーダー
- そもそもの決済が思っているより遅い
この2つのどちらかが原因になっていると考えられます。
特にガソリンスタンドで出合うことが多いです。
デビットカードは、使った瞬間に送られる「売上確定通知」と、ショップが(通常は自動で)送る「取引情報通知」の両方を照らし合わせ、初めて決済が完了します。
VisaならVisaに、JCBならJCBを経由して、これらの通知が銀行へと届くことで、口座から支払い分の料金が引き落とされるのですが、この内、「取引情報通知」が到着するのが遅い場合があるんです。
この場合、決済が終わるまでに、数日から数週間掛かってしまいます。
(場合によってはひと月ほど掛かる場合も)
これは、カードリーダーが一定の時間を置いてから通知を送る仕組みになっているから。ガソリンスタンドの他、決済システムが古いショップなどでも時折見られます。
ガソリンなんかは、クレジットカードの利用でも明細を見ると利用日が違ったりすることもあるのですが、デビットカードでガソリンを入れる時は、最初から遅いものだと思って心の準備をしておくのがおすすめです。
購入を確定した瞬間に決済されると思っていたら、実はそのタイミングが違うというケースもあります。
代表的なのは超大手ネットショッピングサイトのAmazon。
Amazonの場合、商品が出荷されたタイミングで初めてカードの決済が発生します。決して注文を完了した時ではないと言うのが肝心です。
ネット通販サイトだと、ショップごとに決済のタイミングの取り決めが違いますので、引き落としが遅くて不安な時は、そのあたりの情報をヘルプページや、規約ページ等で確認してみましょう。
決済のタイミングの勘違いはまだしも、カードリーダーの仕組みについては何とかしてもらいたいですよね^^;
これは、VISAデビットカードやJCBデビットカードを利用する際に、店側はクレジットカードの決済システムを利用せざるを得ない状況である故に起こります。
J-Debitの場合は専用システムがありますのでこの心配はありませんが、国際ブランド系のデビットカードの場合、切っても切れない問題だと言えるでしょう。
時折、引き落としが遅いと、楽天デビットカードだからとか、カードのブランドを心配される方がいらっしゃいますが、あくまでも原因となっているのはシステムなんですよ。
確かに、即座に引き落とされるのがデビットカードのメリットなのに、引き落としが遅れてしまうとクレ助くんの言う様な問題が出てきますよね。その際の対処法をチェックしておきましょう。
もしも引き落とし日に残高が足りなかったら
通常、デビットカードは残高不足だと利用することが出来ません。しかし、ここまででお話したとおり、引き落としのタイミングが遅く、それに気付かずに、支払い分のお金を引き出してしまって支払いが出来ない場合は別ですよね。
こうした時は、銀行が一旦その支払い分を立て替えてくれ、残高がマイナスとなります。
立て替えるということは、すなわちそれは借金。銀行によって金額の違いはあれ、利息が発生します。当然、カードのデビット機能もそのお金を返済するまで機能を停止されてしまいますよ。
とは言え、慌てずにそのお金を入金すれば大丈夫。
とある銀行で働く友人に聞いてみたところ、「信用情報に傷はつかないと思う」とのことでした(※窓口で聞いた訳ではないので、あくまでも参考程度に捉えてください)。
お金を返しさえすれば、デビットカードは再び利用可能になりますので、慌てずに入金作業をしましょう。なお、返済が遅くなってしまうと、借金の未返済となりますので、クレジットヒストリーに記載されてしまうかと思います。
デビットカードを使う場合、日常的に口座の残高をチェックするクセを付けておきたいものですね。
デビットカードの引き落としのタイミングが遅くても、それは普通のこと(仕方がないこと)です。
後日、絶対に引き落としされますので、その分のお金は常に口座に残っているように注意する様にしましょう。マイナスになったからと言って、カードを取り上げられたりはしませんが、決して気持ちが良いものではありませんからね。
なお、このクレジットカードの決済システムを利用するということで、「二重引き落とし」という問題も起こってしまいます。
一度引き落とされた支払いが、更にもう一度引き落とされることを指します。
例えば商品を一旦購入手続きしたものの、その後に商品を追加してもう一度手続きしたとしましょう。もしも、お店がこの決済を取りまとめて1つの決済とすると、それぞれのタイミングで売上確定通知が送られます。
その結果、全ての決済分の金額が一旦口座から引き落とされてしまうんです。これもよくありますし、私も数度体験しました。最終的には必ずお金は帰ってきますが、場合によっては一ヶ月程度返金までに掛かってしまう場合もあります(銀行に連絡を入れると早くなることもあるそうです)。
決済システムの開発を進めていただきたいところですが、今のところはデビットカードを使うなら起こりえることと、心の準備をしておくしか無いでしょう。
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