「圭子」の意味を追いかけた！とても貴重な名前になるかもよ
「圭子」と聞くと、私の頭には真っ先に宇多田ヒカルさんの母親である藤圭子さんが思い浮かびます。
私は昭和58年生まれなので、昭和の空気には少ししか触れていないのですが、小6の時にギターにはまって、フォークソングとか昭和歌謡なんかを聞きまくったんですよね。
その影響で、今もそうしたジャンルの音楽はよく聞きます。そして、その中に藤圭子さんがいるといった具合ですね。
私にとってはそれこそ憧れの存在ですので、圭子という名前には非常に良い印象を持っています。
今回はそんな「圭子」の意味を1文字1文字の全体像、2文字組み合わせの解釈という流れでお伝えしていきたいと思います。
「圭子」の1文字1文字の全体像と解釈の方向性
画数 ：6画
音訓：ケイ ケ
名乗り：か かど きよ きよし たま ます よし
意味
王や皇帝が領土を与えたしるしとして、諸侯に与える玉器、宝石。きちんとかど目がたっているさま。すっきりしたさま。ますの容量の単位。一圭は一升の十万分の一。
ポイント
大元は下は四角く上はとがっている、鉛筆の先の様な形に磨き上げた宝石を表す。貴重なものというイメージ、また、形が整っているというイメージを作り上げられ、端正な印象を与えられる。「ケイ」というすっきりした響きも含め、名づけに人気のある字。
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⇒「圭」の意味を追いかけた！名前に使うと高貴さが大爆発！？
画数 ：3画
音訓：シ ス こ
名乗り：たか とし ね み やす
意味
親が産んだ子供。男の子（狭い用法では男の子を「子」と言い、女の子を「女」という）。成人した男子や、学問があり人格のすぐれた人の名につける敬称。自分の子供とみなす。ね（十二支の一番目）。小さいもの。
ポイント
かわいいイメージを持つ故に、昔から女の子の定番となっている止め字。最近は使われることが減っており、ママ世代の代表的な名前だが、「莉子」が名付けランキング上位になるなど、復権している印象もあり。そもそも言葉として性別が指定されている訳ではないし、男の子を指す意味もある為、男の子にも使えないことはないが、ほとんど例は見られない。
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⇒「子」の意味を掘り下げる！名前への基本解釈から意外な通説まで大特集
読みとしては圧倒的に「けいこ」が多いですね。ただ、「よしこ」が使われることもあります。前者のイメージが強いので、読みを間違えられやすくはなりますが、こちらも一般的でしょう。
『圭』は意外や意外、宝玉をメインとした意味を持った言葉です。
上にリンクを置いた「圭」単体の記事では写真でも紹介していますが、かなり美しい玉器であり、その貴重さが伺える存在です。そこから派生した「貴重なもの」「大切なもの」あたりが名前の解釈としては使われることがとても多いですね。
また、角ばった形は古代中国での美しさの象徴ともされていて、「容姿や心の美しさ」を名前に印象付けることも可能です。その他、上記の意味を派生させていくと、色んなアイデアが出てきそうですね。
『子』はシンプルに女の子を指す為に使われるイメージのある言葉ですよね（男の子も含んだ言葉ではありますが）。
やはりその意図から「女の子らしさ」の表現として使われることが一番多いです。
ただし、意味自体はそこに留まらず、「頭の良い人に～」「人格が優れた人に～」「尊敬される人に～」なども忍ばせられる想いだとは言えそうですね。
合わせて、最近は「子」の字が「一」と「了」の組み合わせだとして、「最初から最後まで」と解釈するのも流行しています。実際の由来は子供のよちよち歩きを描いた図形とされているのですが、そうした解釈も面白いと私は思っています。
これらを組み合わせての一番代表的な解釈をお伝えするとすれば…
- 私達の大切な女の子として立派に育っていってほしい
みたいに、ストレートな愛情を示す形だと言えます。
ただ、他にも色んな方向に想いや願いを載せていけそうな名前ですね。
2文字での解釈例を色々見てみよう
どこまでもアイデアが浮かんできそうな名前ですが、名前は縁起良くということで、ラッキーセブンの7例を出させていただきますね。
パッと7つは浮かんできました。名付け側に合った解釈を色々と練っていくのが楽しそうな名前です。
もちろん、何か1つに絞るのではなく、あれこれと複合させていくのもオッケーですよ。願いをより強く印象付けるという意味では、ある程度絞るのが名付けのコツではありますけどね。
子供はいつだって大切で貴重な存在です。
そんな子供のことを想いつつ、優しい気持ちでつける名前が「圭子」と言えるのではないでしょうか。
藤圭子さんの様に、キリッとした美人も同時にイメージされるというのも面白い点です。
色んな要素をこめにこめて、その中から自分の想いを厳選していく。そうすればきっと素敵な名前になると思いますよ。