「悠人」の意味を特集します!名前の由来を一発チェック
このサイトでは悠々自適の「悠」としていくつかの名前を取り上げてきましたが、今回は密かな私のイチ押しでもある「悠人」をテーマにしたいと思います。
ここのところは天皇家の悠仁さまの名前に使われているということもあって人気を集める「悠」の字ですが、今までの調査でかなり深みのある意味を持っている漢字だということが分かっています。
それを更に「人」と組み合わせることで願いのバリエーションはアップするのが名前の面白いところ。
そんなことを考えつつ、今回は悠人の由来となるであろう意味を1字1字の全体像や2文字組み合わせての解釈という流れで特集していくとしましょう。
「悠人」の1文字1文字の全体像と読み方
画数 :11画
音訓:ユウ
名乗り:ちか ちかし はるか ひさ ひさし ゆ
意味
物思いが長く続いて絶えないさま。どこまでも長々と続くさま。距離が遠かったり、時間が長い。ゆったりとしている。
ポイント
心という字と、長く続くという意味を持つ攸を組み合わせてゆったりさを表した文字。距離的にも時間的にも大きなものへの憧れが含まれているとされる。ゆったりとした落ち着きを表すと同時に、スケールの大きさも感じさせられる。皇室の秋篠宮悠仁親王殿下の誕生でより注目される字となった。
※もっと詳しく!
⇒「悠」の意味を名前向きに大特集!現代人には外せない要素が入るかも
画数 :2画
音訓:ジン ニン ひと
名乗り:きよ さね たみ と ひこ ひとし ふと むと め
意味
ひと。人間。人数を数える言葉。
ポイント
末広がりかつ左右対称の漢字で、名前に力強い印象が出やすい。「と」の読みで止め字として使われることが多いが、最近は「斗」や「翔」に少々押され気味。人間という意味を意図して使われるが、組み合わせによって解釈が変えられる字で、名付け側の感覚次第で名前の意味は変わるとも言える。
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⇒「人」の意味を追いかけた!由来が中々面白い【名前】
読み方としては「ゆうと」「ひさと」「はると」が特に多く、そのほか「ひさひと」「はるひと」など、人という漢字の「ひと」という読みを活かすケースも見られます。
ネット上には「ちかと」なんていう例もありましたが、少なくとも私の周りではこの響きには出会ったことがありません^^;
それぞれの文字をもう少し掘り下げる
『悠』はかつて私が最初にリサーチをする前には自由さを表す様な漢字だと思っていましたが、実のところは、ゆったりさ、時間や距離の長さを意味の中心とした漢字です。
漢字のつくりとしては『人(ひと)+|(縦線)+攴(動作)』の組み合わせで成り立っており、このうち縦線が長さを表していると言われています。
結果として、人の動きや思考が長く続くことを示す漢字となり、名前としては余裕を持って行動できる、ゆったりと考えられるなど、忙しい現代だからこそ大切な要素を持っているというのが私のイメージですね。
『人』については最も使われるであろう解釈のまま「人間」の意味を持つ漢字です。
名前に使うと、組み合わせる文字と合わせて「〇〇な人になりますように」と願いがこめられるパターンが最も多いと言えるでしょう。
ただし、人の起源的な解釈を追いかけるとコアイメージが「くっつく」となり、だれか一人ではなく、仲間を意味する漢字であったりもします。そうしたところを意味としてこめるのも良いと思いますよ。
2文字合わせての代表的な解釈は?
細かい解釈があれこれできるのが悠人という漢字の組み合わせ方の面白いところではありますが、一番シンプルに解釈するとすれば、やはり広く「余裕を持った」という点と「〇〇な人になってほしい」という点を合わせたものとなるでしょう。
したがって、代表的な解釈を1つ挙げるとすれば…
- いつでも余裕を持った人であってほしい
こちらが私としては適当ではないかと思います。
ただし、それ以外にもあれこれと願いがこめられるのが良い点ですし、人によって想いは別でしょう。そんなイメージから、他の解釈例もあれこれと出していくとします~。
その他の解釈例も見てみよう
このサイトでは毎度おなじみの、ラッキーセブンの7例を取り上げます!
「人」への解釈は本当にシンプルで、仲間に関係する願いがこめやすいといった印象を例を作っていて感じました。
もちろん、その仲間を省いて「悠」へのイメージを強くする(~な人になってほしい)のもオッケーで、どの例にも当てはめられそうですね。
どちらの漢字も悪い意味を持ちづらいと言えますので、非常に名前向きかつ、組み合わせとしても使いやすい形ではないでしょうか。個人的には誰もにおすすめできる名前だと思いますよ~。
「悠」はじっくりと考えられる心の余裕や時間の長さ、はたまたスケールの大きさを表現できる漢字です。
そこと合わせて「人」の解釈を仲間と取るか自分と取るか、はたまた両方として扱うか。それによって「悠人」に持たせることのできる意味は変わってきます。
どの方向に解釈してもポジティブさたっぷりなのがこの名前の良いところで、名付け側の想いが届きやすそうですね。
シンプルな組み合わせながら奥深さが隠れている。そんな素敵な名前だと感じられました^^
それぞれの漢字のみを掘り下げた記事もあるよ!
発想のヒントになるかもしれません。また、その漢字を使った他の名前記事へも先の記事から飛べるようにしています。
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