「翔子」の意味を掘り下げる!女の子にも大切な力が願いとなる?
翼を広げて飛び立つ。
中二病が激しかった頃から30代の中盤の今に至るまで、この言葉は私の中で物凄くポジティブなカッコいいイメージとして存在し続けています。
翔子の「翔」の字は正にこの言葉を地で行く感じ。そうした印象を持っています。そうした中に、女の子らしさの象徴ともいえる「子」が合わさっていく。
これだけで素敵な名前に見えてきますよね。
今回はそんな「翔子」の意味を、1文字1文字の解釈、2文字通しての解釈という流れで掘り下げてお伝えしていきたいと思います。
翔子の1文字1文字の意味と2文字での代表的な解釈とは
画数 :12画
音訓:ショウ かけ(る) と(ぶ)
名乗り:か かける
意味
羽を大きく広げて飛び舞う。鳥が羽を伸ばす様に両肘を広げる。
ポイント
大空の高いところを鳥が羽を広げて飛び回っている。そんなイメージの強い漢字である。自由さやスケールの大きさから力強さまでを感じさせる言葉で、1980年代から徐々に男の子名として根付き始めた。
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⇒「翔」の意味を大特集!名前に印象付けられるポジティブさとは
画数 :3画
音訓:シ ス こ
名乗り:たか とし ね み やす
意味
親が産んだ子供。男の子(狭い用法では男の子を「子」と言い、女の子を「女」という)。成人した男子や、学問があり人格のすぐれた人の名につける敬称。自分の子供とみなす。ね(十二支の一番目)。小さいもの。
ポイント
かわいいイメージを持つ故に、昔から女の子の定番となっている止め字。最近は使われることが減っており、ママ世代の代表的な名前だが、「莉子」が名付けランキング上位になるなど、復権している印象もあり。そもそも言葉として性別が指定されている訳ではないし、男の子を指す意味もある為、男の子にも使えないことはないが、ほとんど例は見られない。
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⇒「子」の意味を掘り下げる!名前への基本解釈から意外な通説まで大特集
読みとしては「しょうこ」がやっぱり自然でしょう。
『翔』はパッと見だと、「空を飛ぶ」みたいなイメージがありますよね。それで間違いではないのですが、そこに更に「羽を大きく広げる」という意味がついてきます。
これによって、スケールの大きさとか、力強さ、包み込む余裕などが付加され、意味がより強いものになりますね。
自由さを印象付けたり、夢へ向かって飛んでいくと、前向きなイメージづくりのできる感じだと言えそうです。
『子』はやはり女の子らしさという観点がまずは出てきます。可愛らしいとか、小さいとか、そんなキュート像を作る言葉です。
ただし、それだけでなく、意味を辿ると「尊敬される人物」とか、「私たちの大切な子」と愛情を示すのにも使える。そうした広がりもあり、実は色んな使い方が出来る。そんな漢字ではないでしょうか。
2つの言葉を組み合わせて、真っすぐに解釈するとしたら…
- 自由に人生を楽しんでいける、可愛らしい子になってほしい
このあたりがシンプルかなと思います。
と言っても、他にもあれこれと解釈をしていけそうですね。他の例も一気に見ていくとしましょう。
2文字組み合わせての他の例もチェックしよう
名前の解釈は幾通りも出てくるものですが、キリの良さ、縁起の良さからラッキーセブンの7例を取り上げたいと思います。
他にも様々な組み合わせ方が出来そうですが、ザッとこの様な形が頭に浮かびました。
女の子らしさが溢れる名前だけど、そんな中にも力強さとか気持ちの強さ。そうしたところが隠されている。そんな名前だという印象を私は持っています。
ただ女の子らしいだけでは世の中を渡っていけないかもしれない。そうしたところに大きなプラスアルファとなる要素が加わっていく。
こんなイメージで、名付け側の優しい願いが見えてくる。私にとってはそんな名前に見えました。
自由に生きる。夢を追いかける。どちらもパワーのいるものです。
可愛さだけじゃなく、そうしたパワーも兼ね揃えて人生を闊歩できる。そんな素敵な名前が翔子ですね。
もちろん、細かく解釈していけば、また別の方向性で解釈できるとも感じます。
名前の解釈は基本的には自由です。漢字のイメージ、由来、意味、色んな要素から想いを載せていく。ここを自由に出来るのが名付けの面白いところだといつも思わされます^^
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