クレジットカードが紛失連絡後に見つかった!どうすれば!?
私は悪癖が多い人間です。恥ずかしながら、特に酔っ払った時に頻発するのですが、財布とメガネを無くす癖が中々直りません(汗)
その辺りの細かいことは、「財布が盗難にあった!やるべき対処を順番に!」←こちらの過去記事に譲りますが、恐ろしいことに、財布って何度も失くしていると、対処に慣れてくるんですよね。
気付いたら、それこそあっという間にクレジットカード会社に連絡して、焦った顔すらせずにカードをストップする様になりますからね…。
そんな中で、何度も出会ってきたのが、紛失後にクレジットカードを発見するという状況。飲み屋さんから「落し物にHAGEさんの財布がありました!」という連絡をいただくケースがしばしばあるんです。
すると、慣れている分、「あ~、見つかったけど、もうクレジットカードもキャッシュカードも使えないな」なんて諦めから入るんですが、初めてこのケースに出合った時は、「見つかったのに使えないなんて…」とカスタマーセンターのお姉さんに泣き言を言っていた覚えがあります。
新しいカードが届くまで、クレジットカードは使えなくなりますし、カード払いにしている公共料金などの支払い方法を変更するのも必要です。これがかなり大変なので、どうにかならないかと解決策をあれやこれや考えたりして…。
恐らく、人生で1度は似た状況に陥る方も多いかと思います。そこで、今回はそんな方々向けに、紛失連絡後にクレジットカードが見つかった場合はどんな扱いになるのか、そして、どうすれば良いのかをお伝えしたいと思います。
最初に紛失の連絡をした時点でクレジットカードはどうなるのか
カード会社のカスタマーセンターに紛失時に連絡を入れるのは、基本的にカード機能の停止が目的です。この停止に伴って…
- カード番号の無効化
これが行われます。そのカードが使えなくなるというだけでなく、カードの番号そのものが完全に無効になるんですね。その上で、流れとして必ず再発行となり、その分の手数料(1000円程度)が請求されます。
この流れのポイントは、既にそのカード番号が存在しないものになっているという事です。
後からカードが見つかっても、もうその番号は存在しないので、そもそも復活させるモノがないというお話になってしまうんです。
クレ助くんの疑問と全く同じことを私もかつては考えました。でも、よくよく考えてみると、これって絶対に必要なことなんですよね(汗)
見つかったのにカード機能を復活出来ない大きな理由
クレジットカードって、それ単体で紛失するケースよりも、財布やカード入れと一緒に失くしてしまうケースの方が圧倒的に多いのは何となく想像が付きますよね。私自身、クレジットカードだけを紛失したことはありません。
この状況で、カード機能のみを停止させて、番号がそのままだったと仮定して、悪用する側の考え方を見てみましょう。
例えば、財布の中には保険証やキャッシュカード、その他紛失主の情報が分かるものが入っていることが多いです。最近では、マイナンバーカードなんかも入れている方が多いのではないでしょうか。これはカード入れの場合でも同じですよね。
悪用する側からしたら、「折角見つけた財布」です。だけど、現金以外で特に使いやすいクレジットカードは止まっている…。
そんな状況で、誕生日は分かる、場合によっては家族の名前も分かれば、本人になりすましてカスタマーサービスに電話をして、カード機能の復旧をしようとすると思いませんか?
そうそう簡単にカード会社の(質問による)セキュリティを突破できるとも思いませんが、もしものことがあったら大変ですよね。
クレジットカードは、サインのみでも使えるレジが多いですし、ネットでの買い物も出来ます。例えば、それが海外の販売サイトだったりしたら、犯人の足がかりを掴むのも、決して簡単ではないでしょう。
止めたはずなのにカードを使われまくった。この状況を回避する為には、やはりクレジットカードの番号を変えるしかないんですよ。通常は補償されるとは言え、やはり良い事ではありませんし、カード会社側から言えば、損害となってしまいます。
カードの再発行を依頼してから、実際にカードが届くまでは、通常1週間から2週間は掛かります。この期間にカードが使えなくなるのは痛いですが、セキュリティの為だと思えば、全てに納得がいく様になりました。
カードを失くした以上、仕方がないこと。そう割り切るしかないでしょう。
見つかったカードはどうすれば良いの?
すでに紛失の連絡をして再発行をしている場合、見つけたカードは使えなくなっていますよね。ですので、例えばデスクの中に入れてしまって、新しく届いたカードを使う様にすればと思う方もいらっしゃるでしょう。ですが、それだと不十分。
見つかったカードは、ハサミで磁器部分やICチップの部分を切り刻んで、ゴミに出してしまいましょう。
例えば、自分が何かのキッカケで間違えて使ってしまう可能性もありますし、家に泥棒でも入ったとしたら、そのカードを使おうとしてしまうかもしれません。
この場合、カード会社側は「お客様が紛失したカードが悪用されそうになった!」と、各所に対応する必要があります。ただでさえ紛失で迷惑を掛けているのに、更に手間を掛けてしまうことになってしまいますね。
カード会社によっては、切り刻んだカードを返送する為の封筒を送ってくれたりもします(必須ではないです)。
面倒でも、とても大切なことです!必ずこの作業はする様にしてくださいね。
ハッキリ言って、クレジットカードを失くすと根限り大変です。その後の作業に慣れているとは言え、公共料金等の支払い方法に使っている番号を1つ1つ変更していくのはかなり時間が掛かる作業ですからね。
ですが、この作業を回避する方法はありません。何せ、元のカードの番号そのものが使えなくなってしまう訳ですから。
公共料金などの支払い対応では、支払い日のタイミングが悪ければ、一旦伝票払いにする等して、その後に再び新番号のクレジットカードでの定期払いを申し込む必要があったりもしますが、もはやどうしようもないことです。
その痛みを身に染み込ませ、同じ過ちを繰り返さない様に注意していってください。これは、あなたではなく、自分自身への言葉なんですけどね…。
最後に財布を失くしたのが大体一年前。盗難とは言え、自分に隙があったのが何よりも大きな原因です。今後は二度と同じことが起こらない様に何としても自分を変えていきたいと思っているんですよ。
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