「裕二」の意味を追いかけた!数字はやっぱりアレ!?
裕二と言えば次男というイメージ。これが「二」の字から浮かんできますよね。
ただ、私が小学生時代に、同じ地区で一番仲の良かった子の名前が裕二だったのですが、彼は長男でした。当時は特に気にせず、そういうものだと思っていたのですが、この名前のサイトを始めてから改めて考えてみると???と疑問が頭から離れなくなりました。
これは調べつつ考えるしかないということで、今回は裕二をテーマに、意味を追及してみたいと思います。
いつもどおり一文字一文字の意味からチェックしてみよう
画数 :12画
音訓:ユウ
名乗り:すけ ひろ ひろし まさ みち やす ゆ ゆたか
意味
広くゆとりがあるさま。ゆたか。ゆとりがあって困らない。
ポイント
物、お金がたくさんあるだけでなく、それによって生じる心のゆとりも表す。
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⇒「裕」の意味を掘り下げてみる!漢字の由来から命名のポイントまで
画数 :2画
音訓:ニ ジ ふた ふた(つ)
名乗り:つぎ つぐ ふ
意味
数字の2。ふたたび。ふたつにする。
ポイント
「ジ」の読みで、「次」と並んで次男の名前の定番である文字。ただ、最近は「ニ」「ふ」の音を表す言葉として、次男以外に使われることもある。(ex. 「二葉」ふたば)
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⇒「二」の持つ意味や名付けのポイント!実は願いを含ませられるよ
読みとしては「ゆうじ」が一般的ですね。「裕次」であれば「ひろつぐ」とも読めそうですが、裕二は他の読みが当てづらいと言えます。
と、辞書と本でチェックしてみると、やはり次男が基本とはなる様ですね。
次男の場合は、二人目という意味合いで、それそのものに願いは込めないとすると、一文字目の「裕」が存在としては大きいと言えそうです。
となると、次男に対して…
- 心にゆとりを持った人になってほしい
- 金銭的に困らない人生を歩んでほしい
この2つのどちらか、もしくは両方の意味がこめられているというのが土台と考えて良いでしょう。ただ、「二」を家族の一員という意味合いで「家族を大切にしてほしい」みたいな点を含めるのもアリだとは思います。
と、次男についてまずは触れてみましたが、私の旧友の様に長男というケースもありますし、一概には言えないはずですよね。辞書で出てきた意味を踏まえつつ、想いを巡らせてみます。
「二」に次男以外の意味を求めた場合に、二文字を組み合わせるとどんな解釈ができる?
先に出した一文字ずつの情報を見ると、「二」には「ふたたび」とか「ふたつにする」という解釈も出てきました。
これを名付ける人の願いとして考えると、「一度失敗しても、もう一度チャレンジする」とか、「一つのものを二つに分けて人に上げられる様に」とか、そうした意味合いも求められそうです。そうした考え方をベースにすると、例えば以下の様な考え方も出来るのではないでしょうか。
次男の人がやはり多いのでしょうが、もし長男でも「二」に意味は込められる。ここが名付けにおいては面白いポイントだと思います^^
私の小学生時代の同級生である裕二君に親御さんがどんな想いをこめて名付けたのかは分かりませんが、彼自身はサッカーで何度ミスをしてもへこたれず、諦めずにプレーを続ける、ガッツ溢れる子供でした。
今回のリサーチと共にそうしたところを振り返ってみると、「二」という言葉にピッタリだなと感じられますね。
もちろん、多少なりとも強引な解釈ですが、名付け側からすると込める意味は自由ですし、そこが名前の意味を追いかける面白さだと思っていたりします。
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